ホトトギス@新治市民の森

暑い日が続いております。ホトトギスの情報を提供いただきましたので、掲載させていただきます。ホトトギスは、声はするのですが、姿はなかなか見せてくれません。
ホトトギス

28cmくらいあるので、そんなに小さくないのですが、鳴いている方向をいくら探しても、なかなか見つけられないのですが、今回ご提供いただいた写真はかなりはっきり全体が見えていると思います。
トケン(杜鵑)類とは?

ホトトギスの漢字表記である、「杜鵑」を音読みすると「トケン」となり、カッコウ目に属する鳥の指す言葉として「トケン類」というのがあります。
トケン類の大きな特徴はやはり「托卵」です。

ホトトギスの特徴である、横シマ模様。カッコウやツツドリにも共通するこの横斑は、比較的ホトトギスは太めではっきりしているとのこと。しかしジュウイチには有りません。
肉眼で、カッコウの仲間たちを見極めるは難しいのですが、それぞれの鳴き声が非常に個性的なので、鳴いていれば一発で分かります。

トケン類の横浜での目撃例
このホトトギスは夏になれば、みどりの鳥地区では、そここかしこの市民の森で鳴き声が聞こえてきます。が、カッコウやジュウイチに関しては、観察記録を聞いたことがありません。
カッコウは、本州西部では山地、関東では中部より北で平地でも見られるとありますが、なかなか横浜で声を聞くことはできません。
ツツドリはいくつかの目撃例があります。皆様ももし、トケン類を横浜で見たよ!鳴き声を聞いたよ!という方がいればコメントか、情報提供をお願いします。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
情報提供者のサイトはこちら
https://zoopicker.com/images/791109
ホトトギス雌の赤色タイプ(過去の情報提供)
ツツドリ(過去エントリー声のみ)
ホトトギス基本情報
- 名前:ホトトギス
- 漢字:杜鵑、杜宇、時鳥など複数有り
- 英名:Lesser Cuckoo
- カッコウ目カッコウ科カッコウ属
- 全長:28cm
- 夏鳥としてほぼ全国に渡来
主な特徴
虹彩は暗赤褐色で黄色いアイリングがある。頭部から背中は青みがかかった灰褐色で、翼と尾羽は褐色。胸から下は白で黒い横斑(7〜9本)が目立つ。雌雄同色だが、雌は赤みが強い「赤色型」がいる。嘴は黒から付け根に行くに従い黄色。脚も黄色。特徴的な形の花の「ヤマホトトギス」は本種の胸の模様に似ている?ことから付けられたと言う。
主な行動
鳴き声(さえずり)は「トッキョ、キョキョキョキョ」と独特で「特許許可局」という聞きなしは有名だが、「特許許可局」というのは実在しない。この特徴的な鳴き声から、古くから和歌によく登場する。夜中や早朝にもよく鳴く。渡ってきた時には深夜の街中で鳴くこともある。ガの幼虫や毛虫をよく食べる。主にウグイスに托卵するが、アオジ、ホオジロなどにも托卵する。トケン類の中では一番小さい。
