キセキレイ@秋になって恩田川に現れる
今年のはじめまではキセキレイは、秋冬にしかみどりの鳥地区にはいないのかと思っていましたが、夏場は森にいて、涼しくなると川にもやってくるのだということが分かりました。
いつも、動き回っているのでパリっと撮れないのですが、今回は白いアイラインまで見えています。お腹の黄色が陽に当たってちょっとオレンジ気味ですが。
珍しく縦トリミングでどうぞ。
この時も、ハクセキレイに軽く追われていました。何気にハクセキレイとは縄張り争いを繰り広げます。夏の間も、恩田川にはハクセキレイが居て、この時期は田んぼにもよく居ます。そこに、涼しくなって現れたキセキレイには、一発かましといたろか、といった雰囲気です。
また、ハクセキレイと違って、すぐにカメラを探知して飛び去ります。いつも蛇籠の近くで背景がイマイチなのですが、この時は水面も含めてちょっとイイ雰囲気?
ぴこぴこと動かす、尾羽はセキレイ系特有の動き。
鶺鴒(せきれい)の なぶり出しけり 山の雨 by 一茶
先人はなかなか趣深いですなあ。
「鶺鴒(セキレイ)」は秋の季語だそうです。確かに秋くらいから人前に現れる傾向はありますが、それは結構現代の話と聞きます。
秋雨とセキレイ達の出現がなんとなく、一緒なので、こういった歌が詠まれるのでしょうか。