モズ若鳥@旅立ちのとき
やたらと、「ギチギチギチギチギチギチ」という例の鳴き声が聞こえていました。この時期に縄張り争いは珍しい?としばし観察してみました。場所は小山町より少し十日市場よりの「こん森」。
(こん森とはみどりの鳥管理人が勝手に小さな森のことをこう呼んでいます)
最初はヒヨドリを追い回してるモズさんが、ギチギチギチギチ叫んでいるのかと思いましたが、分かりました。ヒヨドリではなくモズの若鳥です。こん森からは数羽、モズが飛び出して行きました。確認できた範囲で3羽でしょうか。
もうカラスに襲われる大きさではないかもしれませんが、油断はできません。もしかしたら、敵が近くにいて、それを知らせていた親の「ギチギチ」だったのかもしれません。ただ、なんとなくこの日、「もう、自分で餌をとりなさい、さあ!行きなさい」とこのギチギチが、そう聞こえたのです(もちろん勝手に言ってるだけかもです)。
しぶしぶとこん森を離れようとする若鳥。もう尾羽も長いです。秋には自分の縄張りを作らなければなりません。まだカラスに襲われるかもしれません。この季節のみどりの鳥はドラマチックです。