ドバト@恩田川の上空を群翔する
恩田川と周辺の田んぼにて、朝ドバトの群翔がたまに見られます。これを見るとロート製薬のBGMが聞こえてくる世代でもあります。
羽も様々な模様があるのが分かります。群翔する野鳥は他にもいくつか見られますがこのドバトの群での飛翔は美しいと感じます。何かこう、互いに競い合いつつ、同調して飛ぶ一種の練習のようで、楽しんでいるようにも見えます。
ちなみに外来種であるドバト(カワラバト)(みどりの鳥ではドバトをカワラバトと統一して呼んでいます)は日本の野鳥としない、となっている図鑑も多くあります。しかしこれだけ、スズメより都市部で最もポピュラーに自生している鳥となると無視するわけには行かないでしょう。
ハトの飛行性能の高さは、他の記事などでもたっぷり紹介されていると思いますが、伝書鳩、レースなども実施されている通り、人間の手によって改良され、滑空、羽ばたき、飛び出し、旋回、長距離など、平均的に高い飛行能力を持っています。
この群翔を眺めていると、羽ばたき、滑空のタイミングもなんとなく合っています。どの1羽が指揮をとるわけでもなく、なんとなく示し合わせたように全体がついていきます。たまに外れそうになる個体もすぐに隊列に追いつこうと訂正します。たまにこうやって飛ばないと鈍ってしまうのでしょうか?
と、色々調べて見たら「日本鳩レース協会」というのを見つけました。
やはり、普通にいるドバトとレース鳩では飛行能力は段違いであり、人間でいう普通の人とアスリートくらい違うわけですね。
それにしてもドバトは飛ぶのが好きなんだなあ、とこの群翔をみて思うわけです。