ホオジロ@奈良山公園
ホオジロが枯れた草のタネを啄んでいました。あまり美味しいわけではないけど、食べられなくもない。冬だし、他にそんなに美味しいものがたくさんあるわけではない。これでも食べておくか。
と、思っているかどうかはわかりませんが、ちょいちょい食べていました。
奈良山公園の貯水池近くです。ホオジロの特徴は、そのほっぺの白黒(あえて)と、お腹の茶色、そして長めの尾羽です。頭部と顔の部分のコントラストから雄ではないかと思います。
ホオジロは「一筆啓上仕り候」の聞きなしで有名ですが、春から初夏、秋にもさえずるそうです。みどりの鳥地区で秋のさえずりは聞いたことがないです。
春のさえずりはこちら
https://midorinotori.com/?p=2376
大きな口を開けて、空に向かってさえずります。
鳥は色々な美しい声でさえずりますが、それには気管支を通る息の量をコントロールする必要があります。人間は言語の発達に伴い、息のコントロールを当たり前のようにできますが、実は他の動物にとって微妙な息をコントロールする能力が備わっている種類は少ないとのこと(チンパンジーですら出来ない)。鳥はそれが可能な動物なのです。それが出来ないと、あの美しいさえずりを出すことは出来ないと「知っているようで知らない鳥の話」を読んで知りました。