イワツバメ@巣材の泥を確保する
イワツバメが一列に川縁に留まって何かをしています。ひどい草被りですが、彼らが草に隠れるようにこれを行なっているのかは定かではありません。対岸からは丸見えですし。
この辺りの橋の下で営巣していると思われますが、巣材の泥を確保しているようです。イワツバメの巣は入口が丸く小さく、重なって集合住宅のようになる場合があります。
しばし観察していると彼らは飛び回って、安全?を確認すると、この場所に降り立ちます。そして口に泥を咥えると巣の場所へと向かいます。
この一連の流れが、個々の個体がランダムに行なっているのではなく、整然とみんなで作業しているかに思えました。なので巣も、個々の巣を作っているのはもちろん、集合住宅を作るかのように共同作業をしているように見えます。
また、恩田川の上を旋回飛翔の後、1羽がこの泥のある場所(おそらく巣作りに合った良い泥なのでしょう)に降り立つと、連続して他のイワツバメも降り立ちます。
そして泥を咥えてまた飛び去って行きます。「ん?あいつはなんか見てるな?」とこちらの様子も牽制しつつ。このほうがバラバラでやるより、安全で効率的に作業ができるような気もします。さすがイワツバメ…。