ゴイサギ@恩田川に現る2018
夕方から夜、恩田川で「グワッ!」と鳴いて飛び立つ鳥がいたらゴイサギです。今年もやってきました。この場所に。
相変わらずゆったりとした動きで、トレードマークの冠羽がアンテナのように立っています。みどりの鳥地区では色々なところで見られます。おそらくこの後ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)も姿を現すでしょう。
ゴイサギは夜行性と言われますが、昼ものんびりと活動しています。ただ夜の方が活発に活動しているという意味では、夜行性というよりは「夜が好き」なサギ、と言ったイメージでしょうか。
最近気付いたのですが、恩田川でも、この小山町近辺の河原に野鳥が多くやってくるのですが、一つは「堰」があるからだと思っていました。しかし、大きな要因は川の両側に比較的大きな田んぼがあるからだと思いました。(個人の意見です)
田んぼがあることによって、虫や貝、カエルやオタマジャクシといった野鳥にとっての餌が豊富に出現するからではないでしょうか?
もちろん、堰が魚を集めるような役割を果たし、近辺に豊富に居るのであれば、このゴイサギのような魚を捕らえる野鳥にとって大事な餌場となるでしょう。しかし、同じような堰がある場所でも、周囲に田んぼや畑がない場所は野鳥の種類が少ないと感じます。
田んぼが果たす生態系への影響は想像以上に大きいのではないかと今更ながら気づき始めています。