カイツブリ親子@寺家ふるさと村新池2018
今年は新池の方は順調に育ちました寺家ふるさと村のカイツブリ親子です。大池の方は分からず…。もう幼鳥も潜っています(写真は潜った瞬間)。
幼鳥は私が見た限り3羽いました。 5月にも見にいきましたが、その時も3羽だったと思います。その3羽が順調に育ったようです。親鳥はちょっともう子供を追い払うような仕草も見せていました。「もう餌は自分で採るんだよ!」
毎年寺家ふるさと村では営巣が確認されていますが、いつも水害やカラスなどにやられて見る者をヤキモキさせます。お尻の浮力が強いです。こんなふさふさの羽毛なのに潜水上手とは。
新緑に包まれた寺家ふるさと村は野鳥の発見が非常に困難な状況です。大池の方は5月に見たときは巣を作っていたような?この時は大池にカイツブリの姿は見られずアカミミガメが甲羅干しをして、シーンとしていました。
幼鳥はスイスイ泳いでいます。ちなみにこのカイツブリは日本にいるカイツブリでもっとも最小です。海などにいるカンムリカイツブリは56cmもあります。対するこちらのカイツブリは26cmくらい。
もっとも身近に見られるカイツブリは小さいカイツブリなのです。英語だと「Little grebe」なので、小さい鳥という認識が普通なのでしょう。最初に私がカイツブリの名を聞いた時は「変な名前の鳥だな…」と思ったのをよく覚えています。
漢字で書くと「鳰」というからまた変ですね。名前の由来は、何度か紹介していると思いますが、Wikipediaをまま引用します。
標準和名「カイツブリ」は、水を「掻いて潜る(掻きつ潜りつ)」が転じたか、「カイ」は、たちまちの意で[3]、潜る時の水音が「ツブリ」に転じたとする説が有力。さらに瓢箪のような体の形などから「櫂(かひ)と瓢(つぶる)」との説や、繰り返し頭から潜る「掻き頭潜(つぶ)り」などの説もある[3]。この「かいつぶり」の和名は室町時代以降みられるになった[3]。古名の「ニオ(にほ)」は水に入る鳥が転じたのが由来。奈良時代には「にほどり」「みほとり」と称されていた[3]。漢字「鳰」も「水に入る鳥」を意味する会意字。和製漢字である。
そしてこの日に見かけたヘビ。調べるとアオダイショウの幼蛇ではないかと思います。子供のアオダイショウはこのような模様があり、マムシに似せているのだそうです。