コサギ親鳥?@幼鳥を追い払う
コサギが数羽やってきました。最初はホシゴイ、アオサギ、コサギそれぞれ1羽でいたのですが、追加でコサギ達がやってきた感じです。
そしていつものコサギの小競り合いが始まったか…、と思いきや少し様子が変です。
追い回しているのは一回り大きいこの写真でいう左の個体です。後のコサギ達は争う様子がなく。
この写真をよく見ると、右の個体は嘴の色が少し黒っぽさがなく、肉色に見えます。他の個体も分かりづらいですが、なんとなく。調べるとこれは幼鳥の特徴とあります。つまり、これはあくまでも予測ですが、追い回しているのは親鳥、そして残りの4羽(実は後からやってきた個体)は幼鳥で、親の後をついてきたのでは?
この写真だけ見るとダンス状態ですが、そう考えるといつもの小競合いではなく、親が子ども達の自立を促し、「ついて来ないで! あなた達も散らばりなさい!」とでも言っているかのよう。
それを証拠づけるかのように、後から来た4羽は飛び去って行きました。この4羽はおそらく幼鳥ファミリーで、仲良く一緒なのですが、親鳥だけは「いつまでも一緒にいてはダメよ!」と言ってるのではないでしょうか?
きっと。
ほとんどの野鳥は、子どもが巣立って自分たちで餌が取れるようになると、非常に厳しい態度を親鳥はとります。一連の出来事もそうだったのではないかなと。