ハシボソガラス@暑くて口を開ける
この日はすごく暑かったのです。本当に暑かったです。朝から30度オーバーです。ハシボソガラスが大きく口を開けていました。
ご存知の方も多いと思いますが、野生動物は汗をかくことがほとんどできません(一部の動物ではできるようです、馬とか)。汗をできる人間と違って、「ハア( ;´Д`)」することによって体熱を放出しなければなりません。
この口の開けっぷりは相当暑いのではないかと。カワウなどは喉をプルプルさせてさらに放熱効果を高めているようです。
ちょっと移動して仲間たちと。とにかく暑い。
ちなみに「カラスの行水」という焦ってお風呂から上る様子を例える言葉がありますが、実際のカラスの行水は入念らしいです。野鳥にとって羽を清潔に保つのと、この時期のように体熱を下げるために水浴びをする行為は非常に大事です。
嘴を閉じました。ずっと開けている訳では無いようです。野鳥は体温が高いので、さらにクーリングは大切でしょう。ちなみに水をがぶ飲みすることもできません。汗をかけない上に、身体が重くなって飛べなくなってしまうからです。