チョウゲンボウ雌@秋晴れの田んぼに現れる
おっと、久しぶりにファインダーに納めることが出来た猛禽はチョウゲンボウです。カメラを持っていないときに時々見かけますが、やはりいつもカラスに追い回されています。
ノビタキはまだ居るかな?と思って小山町の田んぼを見てから帰ろうとした時に発見です。近づいても大丈夫そうだったので、羽繕中の尾羽を広げたところを。
しかしすぐにまた飛んでしまいます。
ただ1ブロック離れた電線にまた留まったので追いかけてしまいました。
雌でしょうか。チョウゲンボウはハヤブサに分類されます。猛禽類としては小型ですが、目がくりくり大きく都心部でも見られるため人気急上昇です。
目が合いました。チョウゲンボウはほぼ1年中、みどりの鳥地区には居ますが、この時期の田んぼはもう収穫されているので土が見えて、チョウゲンボウの獲物となる動物が狙いやすくなるからか、田んぼの電線に留まっている姿をよく見ることが出来ます。
おっと!飛んだと思ったら近くのスズメを狙ったようです、私の目の前に!ってなるとこの写真…。
なんともチャンスに弱いのですが、あえて載せます。
狩は失敗に終わりまた元の電線に戻ってくれました。「いや〜、しくったなぁ」とかなんとか。
そうこうしているうちに他の鳥達が感づき始めました。まずはムクドリが「ジャージャー」いいながら近くに登場。しかし、チョウゲンボウはさして気にする様子もなく。
下(田んぼ)を見回して居ると、カラスがやってきてしまいました。この後はカラスに追い回されて、目の前で追いかけっこが繰り広げられて、視界から消え去りました。
チョウゲンボウはホバリング(停空飛行)を得意とします。何度か見たことがありますが、見事に空中に静止します。