コチドリ親子続報@恩田川〜横浜市緑区

コチドリファミリーを営巣〜抱卵〜孵化〜その後まで継続的に観察できたので、続編をアップいたします。ここは巣があった場所の近くなので、やはり飛べるようになるまではそんなに遠くに行かないようです。
コチドリ子育て動画あり

そばにはまだ親鳥がいます。動画で見ると、まだまだ親鳥の羽の下に潜るかわいい姿が!
コチドリファミリー動画
親鳥は近くで見守っています。雛たちは自由に動き回っていますが、定期的に親鳥の元にやってきます。前回より雛も大きくなっているので、親鳥からはちょっとはみ出気味ですね。

お!こちらを見てこのポーズ、擬傷行動か??と一瞬思いましたが、単なる伸び?だったようです。

しかしながらその後、こちらをガン見していたので私に警戒をしているのは間違いなさそうです。ちなみにコチドリファミリーがいるこの場所は河原で、私は対岸から見ているので、そちらにすぐに行くことは出来ません。

動画を見ても分かる通り、コチドリの雛は自分たちで餌をとっています。ちなみに前回のエントリーでは雛は3羽でしたが、この時は2羽でした。
コチドリは抱卵から孵化まで約22日間とされ、孵化後飛べるようになって自立するまでは21日間と言われます。これを参考にすると、孵化したのが7月7日なので、卵を産んだのは、6月16日くらい(予測)。私が最初に抱卵を発見したのが、6月26日です。このエントリーの撮影日は、7月21日です。つまり、7月末には一人前になっていると思われます。

コチドリ幼鳥続報【追記】
以下は追記になります。2025年8月5日に上記までとほぼ同じ場所で見られたコチドリです。
ほぼ同じ場所で、またコチドリの成鳥と幼鳥2羽を目撃しました。
幼鳥になったコチドリ

こちらが、1羽目。

こちらが別個体の2羽目。幼鳥はおでこの黒帯がありません。

親鳥と思われる成鳥個体です。3羽は近づきすぎず、離れ過ぎず(約3〜6m間隔くらい)に河原で採餌をしていました。
以下に観察記録をまとめました。
| 6月16日 | 工事現場にて抱卵開始(予測) |
| 6月26日 | 抱卵最初の観測 |
| 7月6日 | 抱卵中観測 |
| 7月7日 | 孵化〜雛3羽確認(巣に戻って放卵する様子も観測) |
| 7月8日 | 雛3羽確認(4羽目は確認できず) |
| 7月9日 | 工事現場から河原に降りた雛3羽を確認 |
| 7月21日 | 孵化から14日。雛は大きくなったもののまだ親鳥の下に隠れる。この時確認できた雛は2羽 |
| 8月5日 | 幼鳥2羽と成鳥1羽を確認。もうだいぶ大きくなっていたがちょっと離れて3羽で行動 |
7月21日の状態から8月5日までが急速に大きなったように感じます。
もちろん、100%同じ個体であると断定はできませんが、巣立った場所からそんなに離れていないので、ほぼ同ファミリーかと思っています。
4羽目の雛を私は観察することができませんでしたが、もし目撃されている方がいたら情報提供いただけると嬉しいです。
コチドリ基本情報
- 名称:コチドリ 漢字:小千鳥 英名:Little Ringed Plover
- チドリ目チドリ科チドリ属
- 北九州より北東では夏鳥 本州より南部では一部が越冬 みどりの鳥地区ではほぼ夏鳥。
- 全長:16cm 翼開長:42〜48cm
主な特徴
黄色いアイリングが目立つトレードマーク。嘴基部から過眼線まで黒。額は黒いライン。頭頂は褐色。嘴の下は白く、そのまま首まわりを一周白い。その下はまた首まわり一周黒い(この黒い部分の中央部分が雄に比べ細いのが雌とされるが個体差有り)。体上部は薄めの褐色で、胸下からお腹、体下面は白。足は黄色味がかった肉色。嘴は黒褐色。雌雄同色だが、黒い部分に少し褐色味がかかりコントラストが薄く見えるのが雌とされる。冬羽は雌雄ともに、黒い部分は明瞭でなくなる。
主な生態
体や首は揺れずにスタタタッと歩いては止まり、方向を変えまたスタタタッと歩き出し採餌する動作は特徴的。「ちどり足」の由来とされているが、擬傷(ケガを負ったふりをして敵の注意を引きつける行動)の時にヨタヨタと歩く状態を酔っ払いのジグザグに歩く様からとされる。雛は非常に愛らしいが保護色で動かないとなかなか見つけられない。繁殖期には、飛翔しながら「ピョーイピョーイ」や「ピョピョピョピョ」と鳴き、ディスプレイフライトを行う。
雛・子育てについて
小石や砂利がゴロゴロしているところに営巣する。最近は工事現場の砂利地に巣を作る事例も多い。巣はちょっとした窪みを作る程度で、そこに剥き出しで卵を平均4つくらい生む。卵は保護色で肉眼で見つけるのは難しい。抱卵は大体22日間とされ、孵化した雛は羽が乾くとすぐ動き回る。雛も保護色で危険を察知すると止まって動かない。雛は歩き回って自分で採餌するが、時折親鳥の元に戻ってきて、お腹や羽の下に潜り込む様子が可愛い。
