セッカ暑い夏〜元気に鳴く@横浜市青葉区

セッカが元気です。暑さに負けずに「ヒッヒッヒッヒッ、チャッチャッチャッ」と鳴きながら田んぼの上を飛び回っていました。ほぼ、みどりの鳥地区のどこの田んぼにも居て、新横浜公園近辺でもよく見られます。

羽繕い中の面白ポーズ。セッカはスズメより小さい小鳥ですが、特徴的な鳴き方、飛び方などですぐに分かります。
セッカ鳴く!動画でどうぞ!
しばしこの草の先っぽに留まって鳴いたり、羽繕いしたりしてたので比較的じっくり撮れました。

セッカは葦原や、ちょっと背の高い草原に巣を作ります。一夫多妻で、雄は巣を作って雌を招き入れ、子育ては雌任せ。雄はまた別の巣を作って…、を繰り返します。自分の縄張りに複数の巣があるということも珍しくないそうです。

セッカの雄は口の中が黒いです。

嘴が閉じていると分かりにくいですが、こうやって開いているとやや嘴は湾曲しているのが分かります。

みどりの鳥地区、夏場は多く見ることができるセッカですが、冬になると大人しく、さっぱり見かけなくなります。夏鳥?と思ってしまうくらいです。
そんなセッカですが、全国的には減少傾向にあると言われています。

尾羽の下に、白と黒の模様が見えます。飛翔時に尾羽を開いているとよく分かりますが、セッカと類似種との見分けポイントにもなります。
暑い夏、他の野鳥がひっそりとしているので、セッカが目の前に現れると見入ってしまいます。
セッカ基本情報
- 名称:セッカ 漢字:雪加、雪下 英名:Zitting Cisticola
- スズメ目セッカ科セッカ属
- 全長:13cm
- 留鳥または漂鳥として本州以南・東北以北では夏鳥
主な特徴
頭に黒褐色の細い縦斑があり、喉より体下部は白っぽくやや褐色味をおびる。体上面と羽は褐色味が強く、黒い斑が目立つ。尾羽の先端の白と黒が脚が長く肉色。開脚して草などに留まる独特のポーズもする。雌雄同色だが、繁殖期の雄は口内が黒(嘴基部、上下嘴の境い目“会合線”も黒みを帯びる)で、雌は肉色。幼鳥は全体的に羽色が淡く、お腹の白さも薄く褐色がかかる。
主な生態
「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴きながら上昇し、「チャッチャッ、チャッチャッ」と下降して草の先や枝先に留まる。この時の飛び方はジグザグ、波状飛行っぽく不規則に見えるが、縄張り巡回中は、8の字を描くように飛んでいる。草の先端に留まって鳴くこともしばしば。チガヤやススキのある平地や草原などを好み、冬場は草むらから出てこず、鳴きもしないのでなかなか見つけられない。食性は昆虫類や蜘蛛など。
雄は草の間に蜘蛛の糸などを使って精巧な巣を作り、チガヤやススキの綿毛を敷き詰め、雌を呼び寄せる。雌が気に入れば営巣するが、雄はまた次の巣を作って雌を呼び寄せるため、一夫多妻となる。みどりの鳥地区では開けた田んぼや、広い河原に現れることが多く、夏を通して縄張りの上を雄は8の字飛翔をしているので、営巣していると思われる。
