ハシブトガラス@毛虫を食べる
ハシブトガラスが地上に降りて何かガサゴソしていました。光の加減で美しいカラスの羽の色が分かります。ハシブトガラスの投稿が少ないのと今回キレイに取れたのでエントリーいたします。
ハシボソガラスとハシブトガラス。遠目だとくちばしの形状は確認が難しいので、識別は鳴き声が一番分かりやすいと思います。ハシボソガラスはしゃがれ声で「ガー」、ハシブトガラスはクリアな声で「カー」、とでも言えば分かりやすいでしょうか?
日本では亜種が4種類確認されていますが、横浜市北部では他の亜種を見ることはなさそうです。
羽が美しいですね。カラスは黒ではありません。
何か探していますが、カラスが何かを探しているのは珍しくなく、その興味心は知能の高さの現れです。以前にもビニール袋をずっと突っついていたり、板を咥えては投げたりして遊んでいる?のを目撃したことがあります。
色々なものに興味を示すカラスを見ていると、自分もともすれば、小さな頃の「これは何だろう?」と言う探究心を失っていることに気付かされます。
何かを咥えて木の枝に移動しました。実は移動したのは私を警戒してなのですが、何を咥えているのか見たかったのでちょっと失礼しました。
ハシボソガラスは知能が高いせいか、目からの情報で色々と判断するようです。なので、よくあるゴミ袋を狙うのに、ゴミ袋の色を変えると一定の効果があるそうです。カラスがいつも白いゴミ袋に食べ物が入っていると覚えているので、違う色のゴミ袋にはあまり興味を示さないとか…。しかしそれも学習すれば、見破れてしまうそうです。
どうやら見つけたのは毛虫でした。手前の細い枝がなければいいショットだったと思いつつ。
ハシボソガラスは雑食なので何でも食べます。この時期は青虫やら毛虫やらが森にたくさんいるので、手っ取り早くタンパク質補給に。
光のあたり具合でカラスの羽の美しさがお分かりいただけたかと思います。
おまけ
場所は四季の森公園でした。ちょうどハナショウブが咲き始めています。都市部に近い市民の森はカラス達の格好のねぐらになっているようです。