アマサギ2羽@小山町田んぼ
夏羽のアマサギ、見られました。2羽、シンクロ状態です。
ちょっと遠かったですが、田んぼを耕しはじめ、水の入れ始めに現れるようです。この夏羽状態だと、1週間くらい滞在していると思われます。谷本川の田んぼや、鶴見川の遊水池でも目撃例があり、秋口に恩田川でも目撃されますが、その時は冬羽なので真っ白です。
顔がなかなかツンとした印象。しかし見事な赤黄金色です。これを黄金色と言わずに、「飴色」と例える昔の人は本当にセンスいいです。
しかし背景は普通の田んぼなので仕方なし。アマサギと言えばトラクターを追い回す姿がよく紹介されています。もちろん餌を労せずにゲットするためですが、轢かれそうになる個体もいるとのこと。餌に夢中になってしまうんでしょうね。
2羽が並んでくれました。
アマサギの首はコサギ、チュウサギなどと比べると太く短めです。この写真だと少し分かります。
下の個体がこちらを向いてくれました。
アマサギ
- アマサギ 漢字:黄毛鷺・猩々鷺・飴鷺 英名:Cattle Egret
- ペリカン目サギ科アマサギ属
- 夏鳥・九州以南では越冬する例も
- 全長:51cm 翼開長:88〜96cm
- 冬羽は全身白い状態になる夏羽の美しい赤黄金色(飴色)が名の由来。背中にも橙黄色の飾り羽が現れ、嘴もオレンジ色。繁殖期では脚も赤みを帯びる。冬羽は白で、冠羽を少し逆立てていることがある。雌雄同色。
梅田川は護岸工事のため、あたりの木が組んでありました。そこにカワセミが。この工事は知っている人に聞いたら「植生再生に配慮した工法」とのことで、少し安心しました。
ただ、カワセミの心配事は魚が減らないかな?でしょうね。