ヒクイナ@横浜市港北区
ヒクイナを見たという情報を提供いただきました。場所は新横浜公園です。撮影日は1月5日ですが、珍しいのでしばし上の方に載せておきます。
基本は夏鳥ですが、越冬する範囲が北上しているようで横浜でもいくつか冬の目撃例があるようです。
ヒクイナ
- 亜種ヒクイナ 漢字:緋水鶏 英名:Ruddy-breasted crake
- ツル目クイナ科ヒメクイナ属
- 夏鳥:西日本では越冬
- 全長:23cm
主な特徴
顔から胸、腹にかけて赤褐色。虹彩と脚も赤く「ヒクイナ」の火のように緋いクイナという名の由来になっている。それ以外の部分は暗緑褐色で下腹部には他のクイナ類で見られる、白黒の横斑がある。尾羽が短く、ピコンと立てる動作をする。夕方から夜に「コッコッコッコッ」と連続で鳴き、この声が戸を叩く音に例えられ、古典文学にしばし登場する。南西諸島の亜種リュウキュウヒクイナは少し羽色が暗い程度で判別は難しい。
赤が目立ちますが、クイナ特有の尾羽が短い感じはちょっとかわいいです。若鳥は赤っぽくなく、逆に白っぽく虹彩も黒いとのこと。
個体数は一時期減少傾向にあり、いくつかの都県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。近年は回復傾向にあるとのことですが、みどりの鳥地区でもレア度は高いです。
特徴的な鳴き声により、古典文学によく登場していたということは、昔は人の近くに良く居たということの証でしょうか。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。