ミソサザイ@横浜市青葉区
ミソサザイの情報と写真をお願いして提供いただきました。みどりの鳥地区で会いたい小鳥No.1と言っても過言ではありません。
寺家ふるさと村にてミソサザイ
ミソの声。しかも複数。
情報提供者のブログより
笹やぶの中を飛び回っておりちょっと厳しかったのですが、
なんとかお姿を。
2秒でお尻を向けて消え去りました。。。
分かります。野鳥が、特に小さい野鳥がちょこまかしている状態を撮るのは至難の技です。見えた!と思っても一瞬で姿を消します。
ミソサザイの目撃は寺家の他に、四季の森公園、新治市民の森などでも情報があります。が、やはりなかなかお目にかかれません。
ミソサザイの由来は?
その特徴的な名前は、ミソサザイが他に似ている野鳥が居ないまさに特徴的な野鳥であることを示していると思います。
まずは外観から「味噌」みたいな色の小さな鳥が大きく囀る(サザイと転じた?)から来たという説です。似たような節で、溝(渓谷)にいる些細(小さな)な鳥で「溝些細」とする、生態を示している説です。これはこれで可能性が高いと思います。私もこの野鳥の色からミソなんだろうな〜っと最初は思いました。
しかし、ササキ(ササは小さいという意味で、キは鳥を現す接尾語)が転じてサザイとなり、ミソは後付けで付いたのでは?という情報。これは漢字名の「鷦鷯」が仁徳天皇の別名、「大鷦鷯天皇」からヒントを得たなかなか興味深い説です。
参考
http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird101.html
で、個人的には決定打はなしですが…。
別日に撮影された別個体
でも、居るのです。私は色々な方から目撃情報を得る度、野鳥は居ないのではなく「基本居る」という視線で観察するようにしています。居ないのではなく、自分に見えてないだけなんです。きっと。
ミソサザイ基本情報
- 漢字:鷦鷯、三十三才 英名:Winter Wren
- スズメ目ミソサザイ科ミソサザイ属
- 留鳥または漂鳥
- 全長:11cm 翼開長:約16cm 体重7〜13g
主な特徴
尾羽をピンッと立てた姿が愛らしい日本でも最小部類に入る小鳥。渓流近隣の林などで身体の小ささに見合わない大きな声で長く複雑に囀る。全体的にチョコレートっぽい濃い褐色で雌雄同色。細かい黒褐色の横斑が見られる。はっきりしていないが眉斑がある。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
情報提供者のブログ
https://ameblo.jp/joserubio77/