アオバズク@声のみ〜横浜市緑区・青葉区

タイトルの通り、声のみです。姿は見えず。でも、声を録音できたのでアップします。しかも録音してくれたのはCOTORIです。
アオバズクの鳴き声(声のみ)
窓越しでのスマホ録音ですので、再生音量を最大にしてみてください。ヘッドフォンなどの利用もお勧めします。
冒頭の「ホォッホッ、ホォッホッ」としばらく間が空きますが、最後の方の1分くらいから「ホォッホッ、ホォッホッ」と聞こえます。初めて聞く人は「こんな夜中に犬?が鳴いてる?」と思うでしょう…。
間違い無いですよね?この声は!アオバズク!?
上のMP3が再生されない!という方のためにMP4動画もどうぞ(動画ですが映像は真っ黒です)。
この、特徴的な声は聞き間違えないでしょう。
7月に入ってから、深夜2時から4時くらいの間で不定期で3日ほど聞きました。
この録音がされたのが、2021年7月8日。その後、7月17日、20日と聞いています。
その前から、北八朔でも声を聞いたという情報もあり、一昨年より前にも早朝に声を聞きました(正確に覚えていませんが聞きました)。昨年は聞いた記憶がないのですが、とにかく2〜3年に一回くらいは声を聞いています。今思えば正確に記録しておくべきでしたね。
撮影は困難
を極めるでしょう。ただ、夜間にある程度餌を求めて巡回していることが予想されます。とにかくみどりの鳥地区にやってきてるのは間違いないです。電線から飛び立つ黒い影を7月20日に目撃しました。カメラとストロボがあればもしかしたら…。
昼間寝ているところを発見したいですね。いつの日か、写真に納めたいと思います。
みどりの鳥地区内で、アオバズクに関する情報がございましたら、ぜひご提供をお願いします。
アオバズク基本情報
- 名前:アオバズク 漢字:青葉木菟、緑葉梟 英名:Brown Hawk-Owl
- フクロウ目フクロウ科アオバズク属
- 夏鳥(一部南西諸島では留鳥)
- 全長:29cm
主な特徴
丸く大きな黄色い目(虹彩)が目立つ、羽角がないフクロウ。頭部から背面は濃い褐色で、胸から下には茶褐色の太めの縦斑。日中は森や林、樹洞のある大木などで休息し、夕暮れから活動を開始する。昆虫からカエル、小鳥なども捕食する。「ホーホッ、ホーホッ」と一定間隔で鳴く声は一度聞くと頭から離れない。
横浜市内に今でもこうしてアオバズクが毎夏渡ってくるところがあるのを知って、嬉しくなりました。私も2008~2017年の9年間、4月末から9月中旬までほとんど毎日、家から自転車で15分ほどの寺院に通いアオバズクの飛来、繁殖、と渡去までを観察し続けました。2018年の5月の抱卵が始まる時期に、突然営巣木が切り倒され、そのためにアオバズクの営巣地が失われました。その後、4月下旬になると2年間ほどはかつての営巣地へ様子を見に通いましたが、完全に営巣地が放棄されと事を確認し残念ながら観察を打ち切りました。営巣地はみなとみらいの花火大会が目の前に見える信じられないくらい思いがけない場所でした。
コメント及び情報ありがとうございます。仰る通り、思いがけないところで営巣してるかも知れませんね。北部には小さな神社やお寺ですが大きな木を有するところも少なくありません。夏場探してみます。