オシドリ@2022横浜市青葉区
今年もやってきましたオシドリ達。昨年のエントリーを見たら10月末にはすでにたくさん来ていたので、来てるかな?と見に行ってみたら、いました。
夕方だったので画像はっきりしないのですが、雄1羽が出たり入ったりしていました。数十羽?は居ると思われましたが、ほとんどが木のかげに潜ってしまっていて出てきません。
一応動画も回しました。
オシドリ動画
冒頭、眠そう?と言った感じから目を覚ましたかのように移動してちょっと面白いです。音声を聞くと鳴き声が結構入っています。ひとまず今年もここで越冬することは間違いないでしょう。これから増えると思います。
オシドリはカモの仲間では変わっている?
オシドリはそのスタイルも去ることながら、行動も他のカモ類と比べて色々と面白いです。まず、他のカモ達は藻や水草などを食べますが、冬のオシドリは木の実(ドングリが好き)や水生昆虫などを好んで食べます。他のカモ達はあまり来ない、この遊水池にだけオシドリが集まるのは、隠れやすく近隣の雑木林にそれらの木の実が多いから?と予想できます。
巣も樹洞を利用して、雛達の巣立ちは、まだ飛べないのに、まずこの樹洞から地上にジャンプ(落下する)し、親鳥に連れられ水辺に移動します。
そして他のカモ達は河川などを泳ぎ回り移動し餌場を探しますが、オシドリが水に浮かんでいる時は休んでいるとのこと。この池では、多いときは30〜40羽が泳ぎ回っている時がありますが、なんというかみんなでわちゃわちゃしている感じです。
オシドリ、楽しいです。
そんなオシドリ達をゆっくり見られるこの遊水池が、みどりの鳥地区にあることが嬉しいです。
オシドリ基本情報
- オシドリ 漢字:鴛鴦 英名:Mandarin duck
- カモ目カモ科オシドリ属
- 漂鳥または冬鳥(主に本州中部より北で繁殖し、冬は以南で越冬する)
- 全長:45cm 体重:500〜600g
主な特徴
雄の美しく派手な繁殖羽。グリーンからオレンジ、さらに紫(緑)へと後ろに伸びる冠羽、喉元から頬にかけてひげのように見えるオレンジの飾羽、また三列風切は鮮やかなオレンジ色の銀杏状(銀杏羽)でこれまた目立つ。反対に雌は地味な灰褐色で、胸から横腹にかけて白い円状の斑が特徴的。アイリングから目元後ろに伸びる白い線があ理、翼鏡は青。
子育ては仲睦まじいオシドリ夫婦の例えに反して、毎年つがいは変わる。雛の面倒も雌が行う。木の洞などに営巣し、雛は巣立ちの時に木からダイブするという試練がある。「キョッ」「ケッ」などと鳴く。