カルガモ@子育て恩田川やや下流
カルガモがまだまだ子育てしていました。調べるとシーズン中2〜3回は子育てするようです。ツバメと同じくらいでしょうか。こんなに育ててカルガモだらけになっていまいそうですが、そうならないのが自然の不思議です。
カルガモの雛のたくましさ(すぐに泳げて採餌ができる)からして、どんどんカルガモだらけ川がなっていくのではなく。確かに個体数としてはカルガモは多いです。また1年中いるので多く感じるだけなのでしょう。成長の大きさからしてたくさん食べる必要もあるでしょうし、ある程度にエリアに生息できる数は決まっているはずです。
ということはやはり雛は大型の猛禽類、カラス、猫などに狙われて命を落としていることになります。雛が目立ちすぎでしょう!と思ったのですが、飛べない雛は水上を泳いでいる方が安全というのが分かりました。少なくとも猫やカラス(狙うのが難しい)などからの攻撃はかわせます。ただ、体力がないので「流される」ということもあるそうです。
調べるとやはり成鳥になれるのは10羽いたら2〜3羽とのこと。確かに雛が目立ちすぎですよね…。もっと隠れていなさい!って思ってしまいますが、カルガモは雛に餌をやるという習慣がないので、とにかくがんばって生きるしかないのです。平穏に見える子育ての裏では激しい生存競争が繰り広げられていることを忘れないように、と思ったのでした…。