コガモ エクリプス@恩田川に現れ始める2017
やはり雌だけやってきました、恩田川の秋のコガモ登場です。
雄らしき個体は見当たりません。疑問点は、「なぜ雌だけが先に現れるのか?」これが本当であれば、「その理由は何か?」だったのです(過去形です)。と思っていたのですが、その悩みは解決されました。
エクリプスです
そう、恩田川にやってくる頃には、もうすっかりコガモさんはエクリプスな状態だったのです!
つまり、雌とほぼ同じ体色(羽色)になっており、この時期にやってくるのは雄か雌かよくわからないコガモなのです!
カモ類の雄は派手な体色をするものが多いが、繁殖期を過ぎた後、一時的に雌のような地味な羽色になるものがおり、その状態を指す。エクリプス羽(英:eclipse plumage)。もともとは日食や月食などの食を意味する。
wikipediaより
ということです。エクリプス自体は以前から知っていましたが、コガモのあまりの変貌ぶりに全く気づきませんでした。過去のエントリーを直すより、この投稿にリンクしておきます…。このような勘違いを他の方がおこさないためにも。
冬が深まると、だんだん雄は派手になっていき、春を迎える前には、バッチリ雌雄の差が出ている! というワケです。今後はエクリプスを前提にコガモを観察します!
しかし、気づくのが遅かったです。過去のエントリーでまだ間違った情報を発信していたら、ご指摘ください。
コガモ羽繕いを映像でどうぞ
今後は、エクリプスから派手な羽になる個体を観察するように努めます。