ノビタキ雄@相変わらず遠い小山町の田んぼ
まだいました。ノビタキ雄です。また遠かったのですが、目立つ位置なのですぐに分かりました。ノビタキが今年は多くみどりの鳥地区に訪れているようです。
夏の繁殖羽の雄は顔が真っ黒で喉元はオレンジという伊達男なのですが、みどりの鳥地区にやってくる頃には、中途半端な羽色です。またこの時期はほとんど鳴かないため鳴き声も聞くことはほとんど出来ません。ただ雄の名残は分かります。
この個体はほとんど雌みたいですが、おそらく雄の冬羽換羽中かと思われます。日本では夏鳥なのですが、みどりの鳥地区は渡の途中に立ち寄ってくれます。これから南に旅立って行きます。これがノートリミングです。ちなみに。
ちょっと拡大トリミングです。ボケボケです。
ノビタキは現在ツグミ科ですが、元をたどるとツグミ科もヒタキ科の仲間です。なのでノ「ビタキ」（野鶲）なのですが、その行動は虫を飛び上がって捕獲（キャッチ）するというヒタキ系特有の動きです。逆にツグミっぽい動きはほとんどしません。
夏からこの時期にかけて咲くノコンギクです。実際にはもっときれいな紫色なんです。そしてそろそろ冬鳥がやってきます。
