ノスリ@カラスに追われる新横浜公園
新横浜公園は空が開けているので、猛禽類と出会える確率が高くなります。ノスリが1羽のカラスに執拗に追われていました。
上の写真の拡大です。ブレていますが、羽の黒斑と腹巻のような模様がノスリの特徴です。あとちょっとずんぐりした体つき。これでピントが合っていれば…。都会に生きる猛禽類は常にカラスに追いかけられています。
ノスリは「鵟」と書きます。
「狂」に「鳥」という当て字はなんとも言えない由来があるだろうと調べましたが、鷹匠からネズミばかり狙って使い物にならない、ということから来た蔑称とのこと。実際には生態に合った、野を擦るように飛ぶところからということなので、最初に名前がついて、後から使えない猛禽ということから当て字がついたのでは?と諸説あり。
急旋回してカラスを撒こうとしています。ノスリはチョウゲンボウなどがやる「ホバリング」が出来るそうです。これくらいの大きさの野鳥でホバリング出来るというのは特徴的でしょう。YouTubeで「ノスリ ホバリング」で検索するといくつか見ることができます。足でバランスを取るようですが、やはり大きな野鳥が空中に留まっている姿はちょっと面白いです。
この時はカラスに追われてどんどん遠ざかっていってしまい、ホバリングどころではなかったようです。