コゲラ@雪の寺家
雪は1週間前に降ったのですが、気温が上がらず、ずっと残っている寺家ふるさと村です。駐車場も建物の影で雪が凍りつき、半分くらい止められませんでした。
初めてコゲラに出会った時の衝撃は忘れていません。青葉台の駅へ向かう住宅街にある民家の庭の木を突いている小さな鳥を見た時です。
「キツツキだ!しかも、小さい!」
その鳥は庭の古そうな、あまり大きくない木の枝を這うように、時に立ち止まり、突っつきながら、「ギィーッ」と鳴き、飛び去りました。その間わずか数十秒。
野鳥に興味を持ち始めたばかりの私は、必死にスマホで検索しました。
そう、その鳥が何なのか分からなかったのです(笑)。
「ギィー 鳴く 小さい キツツキ」などと目撃情報を頼りに検索します。そしてそれが「コゲラ」であることを知りました。
なんのサイトかは忘れましたが、「戸を閉める時のようなギーっという鳴き声〜」という言い回しが妙に頭に残っています。おそらく、上手い例えだなと思ったのでしょう。
コゲラの大きさはほぼ、スズメ大、体重は18〜26gでメスの方が一回り大きいとされています。もう聴き慣れてしまったその鳴き声は、戸の開け閉めにはとても聞こえず、すぐにコゲラと分かります。そして、木をつつくトトンという音も、他のゲラ系に比べ小さいという特徴から、見ずともほぼコゲラと特定できるようになりました。
ただ、「こんなに身近にキツツキがいるのだ!」と言うことへのインパクトが忘れられません。当初はキツツキ(のちにキツツキという名の野鳥はいないということも学習する)など山奥に居て滅多に見られるものではないと思っていたからです。
コゲラによってアニメでみる、ウッドペッカーのような姿は、打ち砕かれたのです…。