シマアジ@谷本川(鶴見川)

谷本川を見ていて、ちょっと違うカモがいるぞ?ということでよくみて見ました。遠目にはマガモの雌?と最初は思ったのですが、どうも違うようです。
※このエントリーは外部情報提供者からご指摘いただき当初未判定でしたが「シマアジ」に訂正しました。

顔つきがカルガモなのですが、嘴が黒いです。お腹の辺りはマガモの雌っぽい感じですが、カルガモもこんな感じの個体はいます。はて?
シマアジの雌かエクリプス?

カルガモに近づいてくれたので、比較できます。何と大きさが小さい!のです。何でしょうこのカモは?コガモ?いやいや、コガモにしては顔つきがあまりに離れて居ますし…。近くにカルガモが4〜5羽はいましたが普通にして居ました。そうこれは10月に渡の途中で立ち寄ったシマアジ雌かと思われます。エクリプスの可能性もありますが、他サイトの雌の個体を見ると特徴がかなり一致します。

シマアジは雄は特徴的な白くて目立つ太い眉班があり、大きさはコガモほど、本州では主に春(3〜4月)と秋(9〜10月)に渡りの途中に見られることがあると言われます。こちらも時期的には一致しています。
漢字で「縞味」は、特に雄が羽ばたくと白くて太い線が見え、顔の眉班も合わせて「縞」が目立つという意味と「味」が美味い(昔は食されていたとのこと)という意味から命名だそうです。
なんとも…。もちろん魚の「縞鰺」も美味しいです。
おまけのスッポン

怖いです。
シマアジというレアなカモの一種がみどりの鳥地区に立ち寄ってくれるのは嬉しい限りです。
追記
こちらのブログに2013年に恩田川で観察されているようです。
http://halcyon.cocolog-nifty.com/halcyon/2013/08/post-6497.html
こんばんは。 もしかしたら、シマアジではないでしょうか?