チョウゲンボウ@横浜市青葉区

ちょうど1年前くらいに見かけたチョウゲンボウ、今年もほぼ同じ時期に会いました。この時期はみどりの鳥地区一帯の田んぼの近く、平坦な草地などでよく目撃されます。

最初は田んぼから舞い上がって、この位置に来ました。猛禽類の特徴であるオレンジ色の脚に獲物はありませんでした。チョウゲンボウの大きさは雄で33cm、雌で39cmくらいです。
チョウゲンボウ雌

こちらの個体は雌の特徴である、頭部の茶褐色と背中に大きめの班があります。

お!飛び出しました!がブレブレ。毎度のパターンです。ピントが来てたらカッコ良かったでしょう…。
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ヒヨドリがいる方向に向かって飛んで行きましたが、狩をする感じではなく、今度はこちらに留まりました。仁王立ちで、脚の猛禽感が出ています。

チョウゲンボウの特徴である頬の黒髭のような羽。爪は黒です。チョウゲンボウは亜種チョウゲンボウと亜種チョウセンチョウゲンボウが国内では確認されています。亜種チョウセンチョウゲンボウはレア鳥です。

こちらを見ています。

しばし電柱の上にいましたが、飛び立ちました。ハクセキレイに追われつつ、東方面に飛んで行きました。ここで私は恩田川を上流に向かいます…。
そしたらまたいた!

私は200mくらい西方面に移動しましたが、なんと、戻ってきたのかまた登場!
先ほどの個体と同じか断定できませんが、なんとなく似ています。

同じ個体の可能性が高いと思います。大体カラスに追われてはるか遠くに…、というパターンが多いのですが、今回は少し移動しては留まり、を繰り返していたようです。
今年の秋は台風も多く、雨量も多く一部みどりの鳥地区でも被害が出ていますが、この日は久しぶりの晴れ。チョウゲンボウに会えて良かったです。
チョウゲンボウ基本情報
- 名前:チョウゲンボウ 漢字:長元坊 英名:Common Kestrel
- ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
- ほぼ全国で留鳥、または冬鳥
- 全長:雄33cm 雌39cm 翼開長:60〜78cm 体重:雄150g 雌190g