ヨシガモ雄2羽@鶴見川【動画あり】

日陰でほぼお休み中だったので、鮮やかなナポレオンハットは撮れませんでしたが、ヨシガモなのでもちろんアップです。雄の2羽が鶴見川にて確認できました。
ヨシガモ雄2羽

2017年に新横浜公園に現れて、たまに観察できる感じなのですが、2020年は恩田川にしばし居てくれて、楽しませてくれました。今年は鶴見川に登場です。もちろんその前、その間にもひっそりとどこかにやってきているのカモ知れません。

こちらの個体は羽繕いをしきりにしていましたが、全身が見えています。脇に茶色っぽい羽が見えますが、エクリプスの名残でしょうか?
手前のコガモの白目が…。

上と同じ個体を別アングルから。丁寧に羽繕い。3列風切羽が垂れ下がっております。写真では判りづらいのですが翼鏡は緑で、クリーム色に見える部分は下尾筒の一部です。

トレードマークであるナポレオンハットと言われるところは、光が当たればグリーンとレッドの鮮やかな色合いなのですが、今回は全くそのように見えず残念。
ヨシガモ動画羽繕い
あまりアクションがないのですが途中にオカヨシガモのバチャバチャを入れました。後半にはダイサギも出てきますので最後までご視聴ください。

こちらの個体はお休み中でした。鶴見川にはオカヨシガモがたくさんやってきていました。みどりの鳥地区の河川や池では冬のカモ類は出揃った感じです。

首から胸下にかけての鱗模様も美しいです。雌も注意深く観察すれば居るかも知れません。何せ、他のカモ類の雌と似ていますから。

いつもいるカモ類に混じっているのでしっかり観察したいものです。

こちらの個体は終始動きませんでした。
2020年に恩田川で見られたヨシガモエントリーもどうぞ。
ヨシガモ基本情報
- ヨシガモ 漢字:葦鴨 英名:Falcated duck
- カモ目カモ科マガモ属
- 全長:48cm 翼開長:80cm
- 冬鳥として本州以南に渡来
主な特徴
雄の頭部は鮮やかなグリーンとレッドでナポレオンハットの形に似る。嘴は黒で上の付け根に白い部分がある。喉元も白でその下に黒いラインが入る。体全体は灰色で下尾筒もクリーム色の部分があり目立つ。胸から身体脇は灰色に黒褐色の細かい鱗模様。長い3列風切はカールのように垂れ下がる。雌は他のカモ類同様に茶褐色で、ほぼ目立つポイントはなく他種との見分けが難しい。3列風切が雄に似て少し長い。「ホイ!ブルル」と鳴く。