ノスリ@監視カメラの上【動画あり】

ノスリが全てを見渡せる監視カメラの上にしばし留まっていました。場所はご存知新横浜公園。

獲物を探すのに見渡しのいいこのポジションはノスリの定番ポジションとも。そしてこの監視カメラが動くのですが、ノスリは飛ばずにそのまま。その様子は動画でどうぞ。

ノスリ監視カメラ動画

冒頭はカラスがちょっと脅しに来ますが、ものともせず。01:20のところ（縦アングル）で監視カメラが動きますが、飛ばず（笑）。

ノスリはモグラやネズミを狙うとのことですが、モグラが地上で死んでいるところを最近見かけました。はて？この地上で死んでるモグラ。何回か見たことありますが、ほとんど外傷が見られません。

なんで死んじゃうんだろ？ってちょっと調べたら、餓死がほとんどだそう。モグラは地中で暮らすため目は退化しているので地上（特にアスファルト上）に出てしまうと食べ物にありつけず、餓死してしまうとのこと。

だったら、出てこなければ良いじゃない？と思いますが、なんと地中ではモグラ同士の縄張り争いが繰り広げられていて、負けて追い出されたモグラが地上に出てきてしまうとのこと。モグラは地中に戻るとまた相手に追われてしまうし、地上には餌がないため餓死してしまうのだそう。

さらにモグラは半日何も食べないと餓死（野鳥も結構そうですが）してしまうそうです。

参考
https://zatsugaku-company.com/moles-sun-starve-lie/

話がそれました。ノスリです。立派な腹巻き模様です。

一回だけ飛んで、くるっと回ってまた戻りました。とういわけで30分以上はこの場所に留まっていたノスリ。餌にはありつけたでしょうか？

ノスリ基本情報

• 名称：ノスリ　漢字：鵟　英名：Eastern Buzzard
• タカ目タカ科ノスリ属
• 全長：雄50〜53cm 雌53cm〜60cm 翼開長120〜140cm
• 留鳥（中部地方以北）それ以南では冬鳥

主な特徴

頭頂から体上面は黒褐色で濃淡がある。雌雄ほぼ同色だが雄より雌がひとまわり大きい。虹彩は暗褐色だが、幼鳥は黄色。飛んでいる時は、翼角周辺に黒斑が目立つ。腹巻き状にお腹に褐色部があり、ちょっとずんぐりして見える。翼指の数は5枚。

主な行動

見渡しの良い場所から、田畑にいるネズミなどの小動物、昆虫などを狙う。目が黒くなんとなく全体的にずんぐりしていて可愛く見えるが、結構獰猛で小鳥を狙うこともあり、大きな羽を使って器用にホバリングもする。「野を擦る」ようにして獲物を捉えるところから命名とされるが、その飛び方はチュウヒではないか？とされ名前が入れ替わった？と諸説あり。