ゴイサギ @みどりの鳥
ゴイサギです。「五位鷺」と漢字で書きます。図鑑では個人的に憧れだった鳥です。ただ結構目撃されているようなので、安心しております。wikipediaでも、「当分絶滅の心配なし」に分類されております。この姿、真っ赤な目、黄色い足、夏(繁殖期)に現れるスーッと伸びる冠羽。そのすべてが魅力的です。
なので、そんなによく撮れてない写真をいっぱいアップしてしまいます。ネーミングの有名なエピソードは、醍醐天皇の命令からあっさり捕らえられ、正五位を与えられたという話。「天皇からの勅令だからつかまってやるか…」とつかまったこのサギに「よしよし、よくぞ捕まった、正五位を与えようぞ」と天皇から「正五位」→「五位」→「ゴイ」→ゴイサギと来たらしいです。
正五位とは、宮中でもかなり上のランクのようです。そのエライ位階を与えられたサギ!ということからもイケてますね。個人的には「スゴイ」の「ゴイ」から「スゴイサギ」→「ゴイサギ」というネーミングのほうがピタッと来ます。
ゴイサギは、カラスよりひとまわりくらい大きいくらいです。なんとなくそのずんぐりむっくりした姿がカワイイのですが、捕食の時など首がぐぐーっと伸びるのです。そうなったときの姿は「さすがサギ!」といった姿になるらしく、よく見られる姿がずんぐりむっくりなので、これまたイケてるポイントアップなのです(ゴイ系のサギ系はすべてそうらしい)。
下記のページに詳しく載っています!ネーミングのエピソードも。
[今日のいきもの]ゴイサギの首は短いか>>http://ikimonotuusin.com/doc/312.htm
あいにく、写真ではその「首がけっこうのびてる状態」はとらえられてませんが、夜行性にも関わらず、この時は田んぼ「何か」を捕えてお食事しておりました。夜行性なので昼間はじーっとしているらしいです。
動画はこちら
いつものことながら写真は動画のキャプチャーです。
Photo by A.Yoshimura
しかし、ちょっと警戒すると写真のように留り木に避難しておりました。
距離が遠かったので、もっと近くで撮りたいですね。目撃例も多いのでまた出会えるはず…。