アオゲラ@寺家ふるさと村の大池奥



アオゲラがしばらく留まってくれました

この日は寺家ふるさと村にてアオゲラに2回遭遇し、雌雄を見ることができました。雄の方は見やすい場所にてしばし、木を突いて採餌していたました。動画もどうぞ。

大池の奥にて遭遇のアオゲラ雄

アオゲラはみどりの鳥地区（横浜北部）では、広く分布していて森以外でも遭遇できます。見やすい場所に出てくるのはそんなに多くないので、今回はじっくり観察できました。黒い点々模様もよく見えます。

頭の赤い部分が大きいのが雄です。頭部が見えやすいショットを。

時に激しくドラミングするゲラ（キツツキ）系の頭部の構造は、脳を頭蓋骨がぴったり覆っているので、脳震盪を起こしたり、気持ち悪くならないそうです。また、彫った穴に舌を挿れて虫などを獲るそうですが、その長い舌が頭部に巻き取りコードのように収納されているそうで、その舌も脳を守る役割をしているとのこと。素晴らしい…。

頭部の赤がよく分かりますね。映像を見ると、木に嘴をキリのように突っ込んでいる所が確認できますが、この時に舌を挿れているのかも知れません。

また、他の野鳥より首の筋肉が発達しており、強烈なドラミングを実現しているとのこと。確かに他の野鳥は首を伸ばすとスリムな印象ですが、ゲラ系は何となく肩から首は丈夫そうであります。


アオゲラ雌も目撃しました

こちらは、見えにくいところだったので、上手く撮れませんでしたが頭部を何とか確認できたので、雌ということが分かりました。

こちらの個体はなかなか姿を見せてくれませんでした。

この時は鳴いていませんでしたが、「ピョーッ」という大きな声は森中に響きます。これから暖かくなってくるとその声もよく聞くことができるでしょう。