ツバメチドリ@横浜市緑区・恩田川
なんと、ツバメチドリがみどりの鳥地区に登場です。1週間から10日間くらい滞在していたようです。恩田川大橋から田奈駅くらいまでの間の恩田川沿いの田んぼです。
今年は春の嵐が多かったからでしょうか? それとも、ちょっと立ち寄ったのでしょうか?
ツバメチドリ
全長23-26.5cm。翼開張59-64cm。尾羽は長く、アルファベットの「V」字状。尾羽や翼がツバメを連想させることが和名の由来。
Wikipediaより抜粋引用です。
しかし、実際の見た目はツバメより大きく、それっぽい感じがあるのは「V字状のまさに燕尾」くらいで、歩くとチドリ系の動きで、田んぼにいる様はもしくはツグミっぽいというか。
耕された田んぼのあぜの上に登ったり、歩き回ったり。こちら最大アップですが、ちょっと遠いのと場所がこういうところなので、締まりのない写真ですみません。お腹が可愛いですね。もう少しはっきりとした色合いの夏羽に変わりつつある状態なのでしょうか?
このアングルだとツバメっぽい? 私としては顔の下を半周している黒いラインが、整えられたヒゲのように見えます。嘴の付け根が少し赤(オレンジ)くなり始めている感じです。
こうするとツグミっぽい感じがします。ちなみにツグミがそばを通りかかっていましたが、全然ツバメチドリは大きいです。バーダーさんが数名集まって居ましたが、神奈川県での観察例は去年、一昨年と、横須賀の川間川にやってきているようです。横浜での観察例もあるみたいですが、みどりの鳥地区かは分かりません。
大した写真ではないのですが、いっぱい載せてしまいます。日本で見てもツバメチドリの目撃例、繁殖例はまだまだ少なく、草があまり生えない荒地のような場所を繁殖地に選ぶとのことです。今回はこの恩田川沿の耕した田んぼが、ちょっと好みの環境に見えたのでしょうか?
時折羽ばたいて少し飛ぶ(採餌でしょうか?)のですが、すぐ近くにおります。飛ぶ姿は撮れませんでしたが、確かにツバメっぽい感じです。調べると飛行能力はアマツバメ類にも負けないとのこと。
いずれにせよ、目撃例の少ない野鳥が、みどりの鳥地区に来てくれるというだけで嬉しいものです。
歩いているところは「スタタタッ」という例のチドリ系の足取りでした。