アカゲラ@三保市民の森

今季はアカゲラによく出会えました。みどりの鳥地区でよく見られるキツツキとして、コゲラ、アオゲラ、アカゲラです。中でもアカゲラは少しレア度が高いです。
アカゲラ雌

大きめの木を突く音を頼りに探すと見つかります。イメージとしては「トトトッ」くらいの音だとコゲラ。トントン(コンコンに近い)くらいだとアオゲラかアカゲラ。もちろんこの時期くらいからドラミングも聞こえてきます。
「キョ、キョ」や「ケレ、ケレレ」と言った鳴き声も特徴的なので探すのに大きな手掛かりになります。

頭部に赤く目立つ羽があるのが雄なので、こちらは雌でしょう。
アカゲラ木を突く!ショート動画
動画を見ていると、これでもか!と言わんばかりの突きっぷりです。よく脳震盪を心配される方がいますが、最新の研究では、キツツキくらいの脳のサイズであれば、脳震盪を起こすほどの衝撃ではないとのこと。
また、木は思ったより柔らかく、キツツキも木の柔らかいところを狙っているそうです。キツツキが脳震盪を起こすには、金属を今より強力な勢いでつつかない限り大丈夫らしいです!

赤い部分がしっかり見えています。こう見ると「赤・白・黒」とかなりはっきりとした潔いカラーリングですよね。
巣穴は毎年新築

これから木を突いて穴の巣をつくるとシーズンになります。アカゲラは毎年巣穴を新しく掘るとのこと。木に大きな穴を掘るのは大変な重労働で、雌雄で協力して掘り、雄の方が頑張るそうです。

毎年掘るので、古い昨年の巣はシジュウカラなどが中古物件として再利用もするそうです。自分たちは新築にこだわり、古い巣は他の野鳥が使う。アカゲラさん、ご苦労様です。
アカゲラ基本情報
- アカゲラ 漢字:赤啄木鳥 英名:Great Spotted Woodpecker
- キツツキ目キツツキ科アカゲラ属
- 留鳥または漂鳥
- 全長:24cm
主な特徴
雌雄ほぼ同色だが、雄の後頭部は赤い(幼鳥は頭部全体が赤くオオアカゲラに似る)。雌の頭部は全部黒い。虹彩は黒に見えるが暗赤色。顔はベースがくすんだ白、頭は黒、頬に髭のように伸びる黒。胸にも襟のように黒があるが、ベースは白。下腹から下尾筒は鮮やかな赤が目立つ。英名の「Spotted」は、肩羽の大きな白斑、雨覆、風切羽の白斑が由来となっている。似ているオオアカゲラは頭部の赤が大きく(雄)、胸からお腹に黒い縦斑が入り、北海道に生息する。レア鳥としてコアカゲラというのも北海道にいる。
主な行動
枯れ木でも生きている木でも穴を開けて営巣する。毎回新しい穴を掘るので、他の野鳥や動物が古巣を利用する。「キョッ、キョッ、キョッ」や「ケレケレケレ」などと鳴く。繁殖期に「ピョーッ」と大きな声でアオゲラは鳴くが、アカゲラはそうは鳴かない。ドラミングはアオゲラと比べると最後が小さく(弱く)なる。ドラミングは1秒間に15〜22回と言われ、あえて空洞のある響きが良い木を選んでいると言われる。主に木にいる昆虫、蜘蛛を食べるが、木の実も食べる。波状飛行。
