ハイタカ@恩田川中山駅近辺
恩田川、中山駅近くの河原にて猛禽類を近距離で目撃したとの情報を提供いただきました。最近みどりの鳥地区でも猛禽類(時期的な要因もありますが)の市街地での目撃例が増えていると感じています。
猛禽類は足の爪の大きさやその精悍さから写真では大きく見えますが、実際にはハトくらいに見えるそうです。目撃者はキジバト?と最初は思ったそうです。また、この辺りではオオタカやツミの目撃情報も複数あります。
まず、白い眉班がはっきり見えますが、これはオオタカ、ハイタカの特徴です。体色は茶色がかって見えますが、色は写真だと光の加減で大きく変わるのであまりあてにはなりません。また単体では分かりにくいですが、指が長いのもハイタカの特徴だそうです。
また、猛禽類は雌と雄の大きさがかなり違うのも特徴で、ほとんどが雌の方が一回り大きいです。このショットからポーズにもよりますが尾羽が長めに見えます。
オオタカかハイタカか?
撮影者からの情報を引用
・大きさがハトくらい
・喉元に縦斑あり
→以上により「ハイタカ」
成鳥か幼鳥か?
・太く明瞭な眉斑
・体の色合いが褐色で、頭部から体上面に白斑が目立つ
・尾羽は長めで先端は角尾、黒褐色の横帯が4本ある。
→以上より「幼鳥」
オスかメスか?
・中指が長いのがメスの特徴
→以上より「メス」
以上から判断し、今回の猛禽類は「ハイタカのメス・若鳥」と考えたいと思います。
私の考察力で上記以上の情報は引き出せませんので、ハイタカ雌の幼鳥ではないかと思われます。
もし、違っていたらご意見いただければと思います。
横浜市北部に限らず、都市部への猛禽類の進出は餌となる小鳥が多いからとの見方もあり、近年の傾向として増加しているようです。よく見ていれば今回にのように河原にハイタカ、と言った状況も珍しく無くなるのかもしれません。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
参考までに以前ご提供いただいた谷本川のハイタカも幼鳥でした。