ホオジロガモ雄エクリプス@横浜市緑区〜恩田川

ホオジロガモが来ていると情報をいただきました。ホオジロガモの雄はほっぺの白がかわいいカモなのですが、今回目撃されたのはこちらです。なかなかぱっと見の判別が難しいのですが、ホオジロガモ雄のエクリプスとのこと。
ホオジロガモ雄

一見雌ではないか?と思いますが、嘴の先の黄色部分がありません(これがない雌の個体も居るらしい)。また、雌の虹彩はこんなに黄色くありません。雄の第1回冬羽説も有力だと思ったのですが、嘴に黄色味があるとのこと。
他の方がアップしていた下のYouTubeを見るとほぼ同じ感じだと分かります。
ホオジロガモ雄エクリプス

1羽で居たようです。ざっと調べた感じですが、横浜でのホオジロガモの目撃は海が多いようで、河川では鶴見川で見られたようです(他にもあったらすみません)。

潜水しているところも。恩田川で潜水するカモ類はあまりいないので、目立ちます。
ホオジロガモ雄のディスプレイ
調べていると、雄のディスプレイが面白いことがわかりました。下の動画見て、笑ってしまいました。
情報提供者の方、ありがとうございました。
この投稿は情報提供者 による写真と内容で構成しています。
ホオジロガモ基本情報
- ホオジロガモ 漢字:頬白鴨 英名:Common Goldeneye
- カモ目カモ科ホオジロガモ属
- 全長:42〜50cm 翼開長:65〜80cm
- 冬鳥(九州以北)
主な特徴
雄の頬は白斑があり、その名の由来となっている。頭部は光沢のある緑(光の加減で紫にも見える)でおにぎりのような三角形。胸から下部、大・中・小雨覆と次列風切が白い。嘴は黒で足はオレンジ。虹彩は黄色。雌の頭部は暗褐色で嘴の先と虹彩は黄色。体上面は褐色で下面は灰褐色。雨覆と次列風切の一部が白い。
主な行動
波が少ない海、湖沼、河川などで群で居ることが多いが、1〜3羽くらいで居ることもある。魚貝、甲殻類、水草などを潜水して採餌する。求愛ディスプレイで、首をめっちゃ後ろにそらして、胸を突き出し、カクンと戻す時にさらに首を前に出すという動作がコミカル。雌もそれに呼応するかのように似たような動作をする。雄は「ギュッ、ギー」などと鳴く。