シマアジ@新横浜公園
谷本川で目撃したものがシマアジでは?という情報をご提供いただき、9月27日にも新横浜公園で観察したというシマアジの写真を提供いただいたのでアップします。
シマアジは日本では旅鳥で、春と秋に見られると言います。秋のこの時期は雄はエクリプスの状態で、地味な雌に近い状態です。繁殖期の雄は顔に白く太い眉班がありはっきりと他のカモと見分けがつきます。
ここまでの写真の個体はその「白く太い眉班」の名残のようなものが見られ、また全体的に色が濃く雄のエクリプスではないかと見られます。カールした飾り羽も出て来るようなので、繁殖期の綺麗な姿の雄も見て見たいものです(みどりの鳥地区では見られませんが)。
そしてこちらが少し明るい色の個体でシマアジの雌と見られます。雌の特徴は目の上下に後頭部まで伸びる白い線(この個体は少し薄いですが)だそうです。シマアジは比較的小型で、ほぼコガモと同じ大きさです。コガモが最小のカモなので「コガモ」と名付けられていますが、シマアジはなんで魚みたいな名前なのでしょう?
現在はダメですが、食用のカモとしての歴史があるらしく「アジが美味い」という由来だそうです。「シマ」の部分は雄の白い眉班と、飛ぶと見えるという羽の白いラインから来ているのでは?
こちらが雌雄と思われるショット。奥が雄のエクリプスかと思われます。
新横浜公園はこれからカモラッシュのシーズンです。しかしここは本当に色々なカモがやって来ますね〜。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
提供元の記事はこちら
http://hatabou.hatenablog.com/entry/2018/09/30/143216