チョウゲンボウ@みどりの鳥
Photo by R
チョウゲンボウです。みどりの鳥としては3番目(サシバも一応有り)の猛禽登場です。先月に入ってから上空を旋回しているところを何回か目撃されておりましたが、近くに留まったのでなんとか撮影出来ました!ちょうど新兵器の Power Shot SX50 HS を導入していたので良かったです。
Photo by R
このショットは、ちょっと羽がボサっとなったワイルドショットです(寒いとこうなる?)。チョウゲンボウはハヤブサの仲間で、大きさは33〜38cm(女子の方が大きい)ですが、翼を広げると70〜80cmです。実際に見ると、これはカラスより一回りか二回りくらい小さいです。この時もカラスと縄張り争いを繰り広げた後、なんとか逃れてこの場所に留まりました。しかもカラスは仲間も加わって複数で追いかけ回すので、だいたい猛禽の方が追い払われてしまいます。なんか逆のイメージですよね…。カラスの方が強いしデカイ。みどりの鳥地区でカラスとバトルしている少し小さい鳥がいたらチョウゲンボウかもしれません。
Photo by R
顔を見ると、眼から下に伸びる黒い模様がカッコいいですね。また、猛禽の象徴である黄色く鋭い爪の足もカッコイイですね〜。チョウゲンボウで気になるのは何と言ってもその名前でしょう。こちらに詳しく出ていたのですが、ぼくは「長元」という「坊さん」がいて、それが元となっている説を推したいです。でもゲンザンボー(トンボの方言名)説も強いようですね。
羽の模様がよく見えるのでアップです。チョウゲンボウは猛禽類の中でもホバリングが出来ます。以前この状況をスマホのムービーでなんとか撮らえた映像が下記です。ホバリングが出来る鳥は少なく、しかも猛禽のように大きい鳥ではかなりのレアです。大きい鳥は基本羽ばたきの回数が少ないので、ホバリングは不向きに感じます。しかしチョウゲンボウは上手く向かい風を利用しているように思えました。ホバリングしている時に地上の獲物をサーチしていると思われます。
▼ホバリング動画はこちら(スマホ撮影なのでほとんど「点」ですが…)
2013.10.17 Recorded Movie by Ryosuke iPhone
Photo by S
最後はこのショット。この状態を肉眼で見ても、猛禽が留まっているとは気づかないでしょう。カラスかな?くらいでしょうか? 実際にはこんな近所で猛禽とカラスのバトルが繰り広げられてるとは感慨深いです。
しかしカラスは雑食なので、あまり猛禽を目の敵にしなくてもいいような気がします。ヒナが狙われるからでしょうか?
はじめてコメントさせていただきます。
いつも楽しみに拝見しております。
横浜市北部にこんなに沢山の鳥たちに逢えるとは知りませんでした。私は猛禽類とくにチョウゲンボウに惚れ込んでしまい、いつか逢えたらいいなと思っております。
SNSが不慣れなため失礼がありましたら申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます!チョウゲンボウ良いですよね。今シーズンは私も目撃はしていますが、ばっちり出会っていません。港北区ではハヤブサも目撃されていますよ!
返信ありがとうございます。
ハヤブサが港北区で見られているんですね?すごい!1人鳥見ですと先は長いかもしれませんが、鳥に出逢えただけで嬉しくなります。今後も細く長く続けていこうと思っています。