アマサギ飛翔@横浜市緑区上空

恩田川沿を散策中、空を見上げるとはためくように飛ぶシラサギを発見。おお!アマサギではないか!

一応拡大してみました。アマサギです。みどりの鳥地区(横浜市北部)では、なかなか見られると嬉しい鳥です。

空が広く見える場所だったので、ずっと追いましたが、谷本川方面に向かって飛んでいきました。大した映像ではないですが、かろうじて短い動画も撮れましたのでアップします。
アマサギ飛翔動画
途中から少し首を伸ばしていました。サギ類の飛翔時の特徴は首をS字に曲げて飛びますが、これはサギ類の首が長いゆえ、体の重さと首の重さのバランスを測っていると考えられています。

この時はちょっと首を伸ばしていますが、下降する時に前に重心を移動させるのに利用しているのでしょうか?
田んぼなどに舞い降りている時は、その美しい夏羽の姿をよく観察することが出来ます。
アマサギ基本情報
- アマサギ 漢字:黄毛鷺・猩々鷺・飴鷺 英名:Cattle Egret
- ペリカン目サギ科アマサギ属
- 夏鳥・九州以南では越冬する例も
- 全長:51cm 翼開長:88〜96cm
主な特徴
冬羽は全身白い状態。夏羽の美しい赤黄金色(飴色)が名の由来。背中にも橙黄色の飾り羽が現れ、嘴もオレンジ色。繁殖期では脚も赤みを帯びる。虹彩は薄い黄色。冬羽は白で、冠羽を少し逆立てていることがある。雌雄同色。
主な行動
水田や畑を耕すトラクターの後について採餌をする姿が有名。群れを作ることもあり、数十羽に及ぶことも。また牛の近くに群れたり、背中に乗っているところもよく見られ、英名の由来もそこから。みどりの鳥地区では夏の初め、秋の終わりに田んぼや河川で見られる。