アマサギ再び田んぼ@横浜市緑区小山町
ふらっと田んぼを見に行ったら、あれ?アマサギ。またやって来てくれたようで。みどりに染まった田んぼの中のアマサギを見ることが出来ました。
2羽居たので、以前に目撃したつがいかと思いますが確証は持てません。しかし本当に見事なオレンジゴールド(飴色)です。
アマサギとアオサギ
この写真だと向き合っているようにも見えますが、望遠レンズの圧縮効果です。実際にはアマサギとアオサギは数メートルは離れております(アマサギが奥)。ただサイズ感は逆に結構いい感じになっていると思いますが、アマサギがちょっと大きく感じられるはずです。
日本で見られる最大のアオサギと、白鷺類の中で最小のアマサギのサイズ感を比べられる写真になるかと思ったら、レンズの関係で良く分からなくなっています。遠近感はなくなっているので実際のサイズに近いとも言えますが…。
アオサギは93cm、アマサギは51cmくらい。アマサギはコサギの55cmより小さいです。
近くには、アオサギ幼鳥もいました。アオサギも親子で田んぼに採餌に来ているのでしょうか?しかし、この一画にみんな集まっていたので、これくらいのイネの高さが採餌もしやすく、餌となるオタマジャクシ?カエル?も多いのかもしれません(推察です)。
2羽が結構近づいた時もちょいちょいありました。
アマサギと牛
アマサギは牛をつけ回す姿が見られるそうです。牛が草を食べたり、動いたりした時に飛び出す虫を目当てにしているのですが、牛にとってはアマサギにずっとつけ回されているようで、落ち着かないそうです。ただ、時には背中に乗り、寄生虫などを取ってくれるそうですが、みどりの鳥地区でそのような光景を見ることは出来ませんね。
アマサギ
- アマサギ 漢字:黄毛鷺・猩々鷺・飴鷺 英名:Cattle Egret
- ペリカン目サギ科アマサギ属
- 夏鳥・九州以南では越冬する例も
- 全長:51cm 翼開長:88〜96cm
英名の Cattle Egret の「Cattle」は牛のことで「Egret」はシラサギです。上記に紹介した牛のエピソードから、英名はそこがフィーチャーされているわけですが、名前の由来になるほど牛に集まるサギなんですね。