キビタキ雌@横浜市緑区
柵に留まる1羽の鳥を見つけて双眼鏡で確認しました。行動からヒタキ系、キビタキ系かな?と思ってシャッターを切りました。キビタキは雄に比べて雌はなかなか見つけづらいのですが今回は大サービス。目立つ場所に出てきてくれました。
こちらを注視しつつ、餌を探しているようでした。雄の派手さに比べて地味ですが、行動はヒタキ系ならでは。草や地面に飛んではこの柵に戻る、いうのを数回繰り返していました。
キビタキ雌
雄の特徴を述べるのは簡単ですが、雌の特徴はというと。
体の上面はオリーブ色が混じり、腰から尾羽は赤茶色が強い。風切羽の縁が白っぽい。と言った感じでしょうか。オオルリの雌とよく似ていますがキビタキは一回り小さいです。
ちょっと明るく加工しました。キビタキ雌の特徴を備えていると思います。
キビタキは成長の雌と幼鳥の区別もなかなか難しいとのことですが、私はそんなにキビタキ慣れしていないので、もし幼鳥では?という方がいたらご指摘くださいませ。
後ろ姿も撮れました。肩羽のオリーブ色が分かります。
キビタキ基本情報
- キビタキ 漢字:黄鶲 英名:Narcissus flycatcher
- スズメ目ヒタキ科キビタキ属
- 全長:13〜14cm
- 夏鳥としてほぼ全国(一部留鳥)
- 雄は鮮やかなオレンジイエローで雌は地味
おまけ
おまけのカワトンボです。ハグロトンボでしょうか?
この日の新治市民の森では、ホトトギスの声がそこらじゅうから聞こえていました。ホトトギスも夏に出会いたい鳥ですが、なかなかお目にかかれません。