トラフズク記録@横浜市都筑区
スマホでの撮影ですが、トラフズクの情報をご提供いただいたので、アップいたします。
大型の鳥が信号機に留まっていた
情報提供者より
トラフズク
ミミズクという言葉がありますが、これは羽角(耳のように頭部に飛び出た2つの羽)を持つフクロウの仲間の総称です。しかしながらコミミズクには羽角がないのですが…。
ちなみに羽角は耳の位置とは違い、関係ない。
フクロウ、アオバズク、トラフズクはみどりの鳥地区で目撃例があります。
フクロウは通年、アオバズクは夏、トラフズクは冬になります。
過去の観察例
フクロウのエントリー
拡大トリミング
拡大してもあまり情報量は増えないのですが、まずは、虹彩が赤く見えます。これはもちろん反射の影響もありますが、トラフズクの虹彩はオレンジ色ですので近しいかなと。また、トラフズクの後ろ姿は尾羽まで含めて、なんとなく丸っこく(葉っぱのような形)になるのも特徴です。
皆様もスマホでも結構ですので、目撃情報や鳴き声の情報がございましたら、コメントやメールなどでご提供のほど、お願いいたします。
トラフズク基本情報
- トラフズク(漢字:虎斑木菟 英名:Long-eared Owl)
- フクロウ目フクロウ科トラフズク属
- 全長:38cm
- 留鳥または冬鳥
主な特徴
特徴はなんと言っても、耳のような「羽角(うかく)」と呼ばれる突起状の羽だが、耳の位置は通常の目の横奥にあり、関係はない。全体的な模様や体色は、枯葉や木の幹にような感じでカモフラージュになっている。虹彩はオレンジ色で、顔盤(顔の平たい部分の羽毛)はくっきりとしている。雌は雄より一回り大きい。
主な行動
「ホーッ」と一回づつ区切ってやや低いトーンで鳴く。みどりの鳥地区ではかなりレアだが、冬場、全く見られない訳でもない。全国的には冬鳥で、本州中部より南に、冬季に獲物を求めて農耕地、林などに渡来する。本州中部以北では繁殖もする。冬場、数羽から数十羽で寝ぐらとする木に集まる。