梅にメジロ@初春の恩田川
やはりこの時期の風物詩、梅にメジロです。場所は恩田川沿いの梅の木に、数十羽がちょこまかと群がってせっせと蜜を吸っていました。逆さになるなんてお手の物。メジロの重さは10g程度しかないとのこと。
梅に夢中のメジロは撮りやすいです。これだけ夢中だと危険を感知するのが遅いだろうなぁと思うくらい無防備な状態です。なので、ちょこまかと動き回っているものの、何枚も粘って撮っていれば、色々なポーズのメジロが撮れるでしょう。
青空バックに満開の梅の白とメジロの落ち着いた緑。綺麗ですね。しかし、よく間違えられる「梅に鶯(ウグイス)」は、縁起が良い並びものの例えだそうです。野鳥が好きな方ならウグイスが梅で「ホーホケキョ」と囀ってくれるシーンは正に憧れであって、滅多に見られないというか、普通はあり得ないわけです。
ウグイスは草陰を好み、日向にそもそも滅多に出てこず、梅の目立つ枝に留まるなんてことはまずしないわけで、一方メジロはこの時期に梅の木を見ればほぼ毎日のように群がっているという状況から、「初春を告げるウグイスのホーホケキョと、同じく初春の綺麗な花、梅が一緒に見られたら最高だろうなぁ〜」という願望に基づき、古人は絵を描き、歌を詠んだということらしいのです。
梅にウグイスは間違いでもなんでもなく「そもそも憧れなんだから。」ということらしいです。
とはいえ、メジロとウグイスを間違える一要因になっていることは確かですね。
こんな梅が3本くらい並んで生えている場所です。
参考サイト>>http://web1.kcn.jp/hegurian/uguisu_ga01.htm