カルガモ親子@恩田川〜川戸橋〜R246までの間くらい

初夏とはいえ、ほぼ夏なんじゃないかと思える暑さです。この季節の風物詩、カルガモファミリーを紹介します。恩田川の川戸橋より上流で見られたこのファミリーは、雛8羽を連れた親鳥でした。
カルガモファミリー恩田川

この上流と下流にもファミリーがいます。どれも最初は10羽近く連れていますが、カルガモの雛が孵化から飛べるようになるまでの日数は約50日と言われます。数々の試練が待っていると思いますが、今後もたくましく頑張って育つことを祈ります。
カルガモの雛は孵化した直後から自分で泳ぎ、歩くことができる「早成性」の鳥です。巣を離れるのも孵化から数時間以内と言われています。
カルガモ親子ショート動画でもどうぞ!
刷り込み(インプリンティング)とは?
カルガモの雛には、孵化後ごく短い時間のうちに「最初に見た動く物体を親と認識する」という本能的なしくみが備わっているそうです。

知っている人も多いと思いますが、これを「刷り込み(インプリンティング)」といい、通常であれば最初に目にするのが母鳥(カルガモは雌が子育てします)ですから、雛は自然とお母さんガモをお手本にして行動するようになります。

いったん刷り込みが成立すると、その結びつきは非常に強固で、観察していればわかると思いますが、母鳥が泳げば雛も泳ぎ、母鳥が岸に上がれば雛も続いてよじ登る、母鳥が羽繕いをし出すと、雛たちも一丁前に羽繕いを始めます。
天敵の多い野外でひなが生き延びるための、自然の巧みな戦略です。動物行動学者のコンラート・ローレンツがガチョウのひなを使った実験でこの現象を解明したことでも有名だそうです。ひなが人間を親と刷り込まれてしまうケースが起きうることも、彼の研究で広く知られるようになったそうですとな。
※これを撮影した4日後に台風がやってきて恩田川は相当な水位に増水しました…。カルガモ親子は大丈夫だったでしょうか?
カルガモ基本情報
- 名前:カルガモ 漢字:軽鴨 英名:Eastern spot-billed duck
- カモ目カモ科マガモ属
- 全長:61cm
- 留鳥(北海道では主に夏鳥)
主な特徴
雌雄ほぼ同色だが若干相違点として、雄の上下尾筒は黒みが強い。黒い過眼線は雛にもある。嘴の付け根から伸びる黒い線。それの周囲と眉半、頬は淡い褐色。体上面は褐色で、羽縁が白っぽい。胸から体下面は細かい斑がある。嘴は黒で先端が黄色(オレンジ)。このような嘴の特徴は他のカモ類にはなくカルガモ飲み。脚はオレンジで翼鏡は青。
主な行動
雌が子育てをし、雛は生まれてすぐに歩き回り、ある程度泳げ、自分で餌を採ることができる。雛を連れてお引越ししたり、10羽近い雛が親鳥について行く姿はニュースにもなるほど。採餌は河川の藻類や、水辺の草など。春先は植物の新芽なども食べる。草食性に見えるが雑食で、干潟でカニや、人が与えるパンなども食べる。
