ツグミ@恩田川近辺2019

周りではどうも来るのが遅い遅いと言われていたツグミですが、ようやく撮れました。これが12月の気温の高さの影響かどうかはもちろん分かりません。
ただ、よくよく考えるとそんなに早く来るというよりは、他の冬鳥と比べて、ツグミは最後に来て、春まで長く居る印象があります。勝手にこちらが早く来ないかな?と思って、来た時に「遅いよ〜」とツグミに愚痴を言っているだけなのでしょう。

こちらの気配を察知したのでしょうか?野鳥観察をしていると、鳥に気づかれた(というかカメラの方を見た!)という瞬間がままありますが、もちろんとっくに向こうは察知していてこちらの危険度を推測っているのだと思います。こちらを見るということは焦点を合わせてきちんと確認しているということでしょう。

真横の姿勢のいいショットが撮れました。ツグミはこの斜め45度立ちが得意ポーズです。ツグミは秋の季語だそうですが、昔は初秋にやって来ていたのでしょうか?
美しい茶色の羽

冬にしかやって来ないツグミをヒヨドリが追いかけるというか、ちょっとちょっかいを出しているところを何回か見たことがあります。もしかして食性が被るのかな?と思いまして、下のリンク「野鳥の好む実のなる樹木」なるページを見てみました。
http://ashidachi.la.coocan.jp/sub7tori-kinomi.html
こちら見てみたら、やはり木の実系はかなりヒヨドリと被っています。とはいえ、ヒヨドリは地面に降りて採餌することはほとんどなく、ツグミは地面でも頻繁に採餌します。
もしかしてヒヨドリは、冬の餌が不足する季節に現れるツグミに、木の実を取られると思って、厄介者扱いしているのかも知れません。