コゲラ親子@三保市民の森
やはり、ピンボケ。こちらコゲラの親が幼鳥に餌を上げる瞬間と思しきシーンなんですが、見事に背景の葉っぱをくっきり写しております。
おそらく左が幼鳥なのですが、ほとんど成鳥に近いイメージです。幼鳥の特徴は嘴に黄色味が残っている、頭部や顔の柄がはっきりとせずに薄茶色と言った点が挙げられます。この写真だと、頭部の頬の部分が少し茶褐色に見えますね。光の加減かも分かりませんが。
こちらは残った成鳥と思われる個体です。幼鳥と成鳥の差として、なんとなく成鳥の方が精悍で、幼鳥はあどけない、というイメージがあります。これは顔つきとか、全身から滲み出る「自信」というか、感覚的なものなので、親子でいると分かるのですが、単体でいるとこのような感覚判断はなかなか難しいです。
このアングルで雄の特徴である、後頭部(耳羽の上くらい)の「赤い羽」が見えないので、雌でしょうか?この赤い羽も見える、見えないは羽の逆立て具合にもよるので絶対判断基準にはなりません。
場所は三保市民の森です。ちょうど梅雨に入る前で、幼鳥だとしたら少し早めの子育てだったのかなと思います。
コゲラの求愛ドラミングは、小さく「トロロロッ」っと言った感じなので、この時期のカエルの鳴き声に似ていて、判断が難しいです。