ウグイス@梅田川〜雪柳の中

ウグイスと言えば、声はすれども…、ですが、梅田川を散策していると、かなり近くから「ホー、ホケキョ!」と聞こえてきます。そしてなんとなく毎年同じ場所から聞こえて来ます。

後ろ向いちゃってますが、枝先に出てきてくれました。改めまして、基本情報。
ウグイス
- ウグイス:漢字・鶯(春告鳥)英名・Japanese Bush Warbler
- スズメ目ウグイス科ウグイス属
- 体長:雄16cm・雌14cm
- 留鳥または漂鳥として全国
- 雌雄同色だが、雄が一回り大きい。春先に「ホー、ホケキョッ!」とお馴染みのフレーズで大きな声で囀り、日本三鳴鳥の1種に数えられる。移動しながら囀ったり、一箇所で気持ちよさそうに囀っている場合がある。また、「キョキョキョキョ…ケキョケキョケキョケッキョ…」というように谷渡りと呼ばれる特徴的な鳴き方もする。藪や草陰が好きで、明るいところや枝先に出てくることはあまりない。地味な地鳴きで、冬などに草むらから比較的大きな声で「ジャッ、ジャッ」と聞こえたらウグイスであることが多い。ホトトギスの托卵対象。
ユキヤナギをバックに

おお!出てきた!そして、ユキヤナギに囲まれて!と思ったらピンアマです…。場所はこの雪柳が遊歩道にたくさん咲いている梅田川沿いです。

またまたピンアマです…。この時は「ホーホケキョ」と、鳴きながら枝から枝へ移動していました。ウグイスは時に、目立つ場所で囀ることもあります。電線の上や、枝先でとどまって囀っているところを見た事があります。
ほぼ毎年同じ場所で囀っているような気がするのですが、これが同じ個体なのかは分かりません。ただ、縄張りを主張するポイントや、囀りやすい場所の好みは共通なのでしょう。ちなみにウグイスは一夫多妻制だそうです。

ウグイスをよく見ている方ならお分かりでしょうが、全身を使って囀ります。あれだけ大きい声で一日中縄張りの主張含め、鳴きまくるのでしょうから、体力もそれはそれは使うでしょう。
Warblerとは?
ウグイスの英名である「Warbler」には、もちろん鳥の分類の名前としての意味もあるのですが、声を見事に震わせて歌う人の例えとしても使われるとのこと。世界的に見ても、ウグイスの鳴き声は素晴らしいとされているのでしょう。

オマケの雪柳の花アップ