アオジとウグイス@鶴見川

春です。ウグイスの声が響きます。場所は鶴見川河川敷の開けたところです。なかなか姿を見せないウグイスもこの辺りはソングポストなのか、枝先で囀ってくれました。

これから繁殖期、縄張りを確保するためにも囀りは重要です。これはあくまでも私の意見ですが、「ホーホケキョキョ!」と鳴く個体が増えている気がしますが、たまたま若鳥のまだまだ上手く囀れない個体への遭遇が多いだけでしょうか?
ウグイスも目立っておりますが、この時期まだまだアオジもいます。アオジも目立つ場所に出てきました。普段ウグイスもアオジも草の中が多いので嬉しいです。
アオジとウグイスツーショット

ちょっと鶴見川を下ったところでアオジとウグイスが同じ木、しかも近くの枝に留まりました!ごちゃごちゃしてどちらのポーズもあまりよくありませんが、ツーショットなので。
ちなみに上で紹介した個体とはおそらく別個体です。私も相手も移動しているので確証は持てずですが…。

アオジは雄ですね。もうそろそろみどりの鳥地区では見られなくなります。アオジはノジコと似ているとされますがノジコをみどりの鳥地区で見ることは出来ないでしょう。

アオジは飛び去り、ウグイスは目立つ場所に移動しました。この木の芽(実?)が気になりますが調べても分からず…。
ホーホケキョキョ!

首(というか身体)を伸ばして鳴いているところです。キョが多いんですが。もしかして流行り?
アオジも頻繁に見え隠れ
アオジも暖かくなったせいかは分かりませんが、頻繁に草むらから出てきてくれました。ちょっとまた下流なので別個体です。ツグミも見ましたが、そろそろ出発の準備でしょう。
これから瞬く間に草が生い茂っていきます。
が、
荒涼となった鶴見川の河原

鶴見川の草木が生い茂っていた河原が、整備され根こそぎなくなってしまいました。おそらく昨年の台風、大雨災害によって河原の木が何本か倒されていたのを見たので、そのせいかと思います。詳しい方から、こう言った河原に生えた木が増水で流され、橋脚に引っ掛かり甚大な被害を及ぼすことがあると聞きました。
木を切るだけでなく、他に方法はないのでしょうか?
今後この河原はどのようになるのでしょう?
ウグイス
鶯(春告鳥)英名:Japanese Bush Warbler
スズメ目ウグイス科ウグイス属
全長:雄16cm・雌14cm
留鳥または漂鳥として全国
アオジ
青鵐・蒿鵐・蒿雀 英名:Black-faced bunting
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
全長:16cm 体重:16-25g
留鳥または漂鳥(みどりの鳥地区では冬鳥)