カワセミ幼鳥他2020夏@恩田川・梅田川

カワセミ幼鳥 恩田川
カワセミの幼鳥がちょこんとコンクリートの端に留まっていました。嘴も短く、お腹もまだまだ鮮やかなオレンジになっていません。ちょっと上を気にしている辺り、上空を飛ぶ大型野鳥を気にしているのでしょうか?

写真はコンクリートのみで、緑が一切ないのはあえて狙いました。カワセミはある意味、水面が良く見えて、適度な深さの水にお目当ての魚や甲殻類がいれば良いので、狙う位置は草や木の枝である必要なないとも言えます。

水面を見つめていましたが、ダイブする気配はなく…。この時期はカワセミの幼鳥をいろいろなところで見かけます。
カワセミ成鳥 梅田川

こちらは梅田川遊水池で、見事なオレンジ色の成鳥です。改めまして、カワセミの基本情報を。
カワセミ

- カワセミ 漢字:翡翠、翡翆、魚狗、川蟬 英名:Common kingfisher
- ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
- 全長:17cm
- 留鳥(ほぼ日本全国で一部は漂鳥)
- 特徴:長い嘴、短い尾、美しい羽色を持ち、昔は「清流の宝石」と呼ばれていたが、今や全国の低地の河川、海岸、沼地、池などで見られるため、このカワセミの目撃をきっかけに野鳥に魅了される人も多い。みどりの鳥地区でも河川はほぼ全て、公園の池や、田んぼの用水路などでも見ることができる。特徴は数多く、まずは体上面の美しいブルーは構造色によって、光の当たり具合で緑っぽくも、青っぽくも見える。特に背中の中心部から上尾筒のコバルトブルーは見事。お腹面のオレンジ色も綺麗で目立つ。雌雄同色で、脚は赤、雌の下嘴は赤みがかかる。頭部は空色の小さな斑と黒の縞模様。嘴からの流線形は、水面に飛び込み魚を捕らえるのに抵抗を極力少なくするため。「チィー」や「チーチーチー」と鳴きながら水面近くを直線状に飛ぶ。ホバリングも得意。繁殖期には雄が雌に求愛給餌をする。
他にもたくさん、カワセミの特徴はありますが、他の投稿でも紹介していますし、気づけばやはりカワセミのエントリーが一番多いのです。
カワセミ幼鳥 梅田川

こちらにも幼鳥がいました。ある意味、カワセミの採餌方法は難しく、上手くなるまでに他の野鳥より時間がかかるのではないかと思います。そう考えるとカワセミ幼鳥は頑張らないといけないのです。
カワセミ成鳥 恩田川

ちょっと前の撮影ですが、この狙っている体制が良かったのでアップします。この留まっている枝が結構揺れるのですが、頭は完全にスタビライズされていて、川面の1点を見つめておりました。

鋭い眼差しと嘴。カッコイイです。そしてダイブ!は撮れず、ちょっと上流に移動し、

こちらの枝に留まりました。嘴に魚の姿は見えず…、水も滴るいい男になっていました。
ちなみにカワセミは小さい割りに大食いで、自分の体重の6割程度を毎日食べるとのことです。