コマドリ@横浜市都筑区
なんと、このオレンジ色の小鳥は!そう、コマドリ!繁殖地に向かう渡りの途中、市街地にも現れることがあるとのことでやってきたようです!
コマドリ雄
コマドリは草陰に潜んでいることが多く、この時だけは姿を現してくれたそうです。そして、なんと2羽!いたとのこと。時には2羽で鳴きあうこともあったそう。
コマドリの習性上シャッターチャンスはほぼ皆無で、どちらも笹藪の中を気配もなく動き回り、ごく稀にかろうじて視認できるソングポストで競うように嘶きをくり返しておりました。
情報提供者より
コマドリの声が聞けるみどりの鳥地区、嬉しいことです。胸の濃い黒灰色の部分で雄だと分かります。コマドリの雌はオレンジ色ではありますが、全体的に淡く、この黒い部分はなく、オレンジ色との境目は不明瞭です。コマドリは雌雄ともに囀るとのこと。
コマドリ鳴き声【動画】
コマドリは亜種コマドリ、亜種タネコマドリ(伊豆諸島)、亜種ヤクコマドリ(屋久島)の3亜種がおり、亜種コマドリは比較的地上付近、低い枝などでで囀りますが、亜種ヤクコマドリは樹上で囀るとのこと。
コマドリ基本情報
- 名称:コマドリ 漢字:駒鳥 英名:Japanese Robin
- スズメ目ヒタキ科ノゴマ属
- 夏鳥 一部離島では留鳥
- 全長:14cm 体重:13〜20g
主な特徴
頭から顔、喉にかけてキレイなオレンジ色。体上面は橙褐色。雄は胸にオレンジ色の境目に黒帯が入り、青灰色になっていく。嘴、目は黒褐色で足は橙褐色。雌は全体的に褐色味が強く、喉から胸、腹はなだらかに灰色で雄のように明確な色分けのラインはない。嘴は黒で、脚は長めで濃い肉色。
主な行動
山地から亜高山帯など、下草にササが生い茂る場所などを好み、囀るとき以外はあまり目立つ場所に出てこない。尾羽をよくピコンと立てる。囀りは澄んだ良く通る声で「ピィッピョロロロロロ…(ヒン、カラカラララ…)」と大きく口を開けて鳴き、ウグイス、オオルリと共に「日本三鳴鳥」に数えられる。囀る時に尾羽を扇のように広げることがある。
オオルリも!
そして、なんとオオルリも現れたそうで!
キビタキも!
そして、キビタキも現れたそうで!
コマドリに押されて、オオルリとキビタキが脇役になってしまいました。
情報提供者から、
早朝の朝に響き渡る嘶きはどちらも素晴らしく、鶯に加えて黄鶲や大瑠璃もほぼ同じ場所に姿を表し競演するかのように美声を谷戸一杯に響かせてくれました。
情報提供者より
いやー、みどりの鳥地区でこれだけの素晴らしいシチュエーション。情報ご提供ありがとうございました。
情報提供者のブログ
https://birdmemorandum.tumblr.com/
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。