アオサギ@営巣
どこの山かと?いやいや、鶴見川より500mくらい離れたちょっとした「小ん森(小さいながらもその場所だけこんもりとして森というには小さいがこの写真のように森にも見えるような場所を勝手にこう命名)」にアオサギがコロニーを作っています。
アオサギコロニー
コロニーというには小さいでしょうか。
アオサギは大きいので、この辺りの餌の供給量を考えるとこれくらいが限界かも知れません。
近づいて見るといくつか巣が見えます。大きいので巣も大きい。サギ類のコロニーが近いと鳴き声などがうるさい、糞害がひどいと言った話がフィーチャーされますが、この付近、この規模だとどうなのでしょうか?
なんとなくそんなに害は無さそうです(推測)。
こちらは抱卵中でしょうか?じっとしていました。
巣材を運ぶ個体も
見ていると巣材らしき枝を咥えた個体も飛んできました。まだまだ巣は増えるのでしょうか?
コロニーはちょっと拡張されそうです。
アオサギ飾り羽
アオサギの婚姻色は、嘴(特に付け根)や脚が赤っぽく(ピンク)なります。僅かな期間で個体差も大きいということです。
そう言われれば、こちらの個体もなんとなくですが、嘴が赤っぽい?
アオサギ基本情報
名称:アオサギ 漢字:青鷺、蒼鷺 英名:
ペリカン目サギ科アオサギ属
留鳥ほぼ全国(北海道では夏鳥)
全長:93cm 翼開長:160〜170cm 体重:1.0〜1.8kg
主な特徴
日本に居るサギの仲間としては最大級。目の上から伸びる黒線は後頭部まで伸び、2本の長い飾り羽まで同色。長い首には、線状の縦斑が並び飾り羽がある。身体上面は青灰色で、風切羽、雨覆の一部が黒。その他は白で、嘴と脚は黄色。虹彩は黄色。雌雄同色。幼鳥は黒い部分がはっきりせず全体的に灰褐色で頭の飾り羽がないか、ほぼ目立たない。
主な行動
動物食で、主に魚や甲殻類などを食べる。その体の大きさゆえ大食いで、口に入りそうなものはほぼなんでも食べる。カルガモの雛からカイツブリ、モグラ、ヘビまで丸呑み。集団で営巣する。飛んでいる時は首をS時に曲げて、「グワッ」「グガガッ!」などと大きな声で鳴く。