キビタキ@四季の森公園【動画あり】
キビタキが気持ちよさそうに囀っていました。この時期のみどりの鳥地区の市民の森や、木々の多い自然公園からキビタキの澄んだ声が聞こえてきます。
キビタキ鳴き声動画もどうぞ
キビタキの囀り、後半の「ピッピロロピッ、ピッピロロピッ」(擬音表現しきれない)が好きです。
やはり、GW辺りが見頃ですね。ある程度縄張りが固まると、そんなに鳴かなくなります。鳴かなくなると、こんなに目立つ黄色なのになかなか見つけられなくなります。
キビタキ新治市民の森
こちらは新治で見たキビタキです(2022年05月04日撮影)。この時、キビタキはコジュケイの鳴き声の真似をしていました。最後のところが、「チョットコイ!チョットコイ!」になっていたのです。調べると、セミのツクツクボーシやウグイスの真似もするということです。
キビタキ・コジュケイの鳴き真似
ボリュームアップでお願いします。前半のあたりをお聞きください。途中からはガビチョウ?っぽくも鳴いている気がします。キビタキは映っていませんが、下の写真↓と同個体です。
腰の黄色い部分アピールをしていました。
ちょっと顔が見えたのですが、ブレショットとなりました。
キビタキ三保市民の森
こちらのキビタキは別個体、別の日、そして三保市民の森で撮影したキビタキです。場所が難しく、腰イエローアピールショットだけ。
鳴き真似に関して、下記サイトを参考にしました。
https://www.bird-research.jp/1_katsudo/kibitaki/manebunpu.html
キビタキ基本情報
- 漢字:黄鶲 英名:Narcissus flycatcher
- スズメ目ヒタキ科キビタキ属
- 全長:13〜14cm
- 夏鳥としてほぼ全国(一部留鳥)
主な特徴
雄は鮮やかなオレンジイエローが目を奪い、囀りはキレイな声で多くのバリエーションを持つ。眉斑、背中から腰が黄色。喉から腹部にかけてはオレンジ色からイエロー、白となる。身体の上面は黒で、雨覆の一部が白く白斑となって見える。雌は全体的に地味なオリーブ褐色で、喉からお腹にかけて鱗模様がある。他のヒタキ類に見られるが、雄の第一回冬羽は雌のような状態で、ほぼ雌雄の区別がつかない。雌雄ともに嘴は黒、脚は灰褐色。
英名の「ナルシサス」はギリシャ神話に出てくる美青年。鏡の自分に恋をして水仙になってしまうという有名な話だが、キビタキの雄の美しさと自分の鳴き声に惚れ込んでいるかのような動作から名付けられたのでは?